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地方新聞社のネット戦略と併走するメールマガジン「LA Today」


 新聞社のインターネット戦略には迷いがある。紙と同じようにネット上でも記事を有料で販売したいが、現状ではそれが難しい。それなら広告収入で稼ぐという道もあるが、大手新聞社は別として地方新聞社のサイトでは獲得できるアクセス数にも限界があるために広告媒体としての魅力が薄れる。

 また、毎日の掲載記事を販売するのは難しいが、「記事のデータベース販売ならビジネス化できるのではないか」という考えもある。そのためWebサイトに無料掲載した記事を翌日には削除してしまう新聞社は多い。唯一、無料で過去の新聞記事を全文検索できる機能を公開しているのが「佐賀新聞社」のサイトで、ユーザーからの人気は非常に高いが、新聞業界の中には無料公開することを問題視する向きもある。

■佐賀新聞社
http://www.saga-s.co.jp/

 国内地方新聞社の記事をコンテンツとした試みとしては「LA Today(地方新聞記事INDEX)」というメールマガジンに注目しておきたい。LA(ローカルエリア)の意味を持つこのメールマガジンは全国の地方新聞社28社が各社のWebサイト上で掲載するローカルニュースのトップ記事2本のタイトルと 100字程度の記事先頭部分、または記事タイトルのみを編集して毎日(平日)メールマガジンとして発行している。

 LA Today は記事タイトルが1日2百数十本程度掲載されている700行程度のメールマガジン。各記事には掲載元となる各新聞社側Webサイトの URLが明記されているので、読者側で興味のある記事に関しては、各サイトにアクセスすれば記事全文や写真を見ることもできる。

 ネットユーザーの多くは全国紙と自分が住んでる地区の地方紙には毎日、目を通すものの他県の地方新聞のニュースに触れる機会が少ないために、LA Todayのようなメールマガジンの存在価値が生まれる。

■ LA Today(地域新聞記事INDEX)
http://www.itak.or.jp/news/
■ LA Today(地域新聞記事INDEX)配信見本
http://www.itak.or.jp/news/sample.html

● LA Todayの運営母体
● LA Todayの編集体制と読者層
●地方新聞社のインターネット戦略動向
●地方新聞社が抱える問題とインターネット戦略の視点

<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199910/19991017_2.html
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<これはJNEWS LETTER 1999年10月17日号に掲載された記事です>

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