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変動情報を活用したアクセス数の増やし方
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アクセスを増やすための方法として「有意義な情報、便利な情報を掲載する」ことは当然ながら効果がある。ただし、それを実行するためには「有意義な情報とは何か」「便利な情報とは何か」という点について深い理解をしていないと良い成果を得ることはできない。
「アクセスを増やす」ことが目的である以上、数多くのユーザーに役立つ情報であることが条件となるが、最もわかりやすい事例としては「天気予報」がある。天気予報はどんな人にも受け入れられるコンテンツであり、数時間毎に情報の内容は変化していくために1ユーザーあたりのアクセス頻度も高くなる。ただ、今日・明日の天気はテレビやラジオ、電話でもチェックできるために、これだけでWebサイトの差別化を図ることは難しい。
アクセスが増える情報とは
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「固定情報と変動情報」という視点から掲載コンテンツを検討してみるとわかりやすい。固定情報とは1回確認してしまえば、その後は何度もチェックする必要がないものを指す。例えばオンラインショップで販売している商品の価格にしても、常に同じ価格が表示されているのなら固定情報ということになる。メーカーが製品カタログをWeb用に加工したコンテンツも固定情報と言えるだろう。
一方、変動情報は定期的に情報の内容が更新されていくものを指す。天気予報は数時間毎に新しい予報に更新されていく典型的な変動情報であり、オンラインショップの商品価格も毎週更新されていくのであれば、週1回ペースの変動情報と言えるだろう。
アクセスが少ないWebサイトの共通した特徴として「魅力的な変動情報が掲載されていない」という点に注目しておきたい。毎週更新の変動情報ならユーザーは週1回ペースでアクセスし、毎日更新なら毎日のペースでアクセスさせることも可能になるわけだ。
そのためWebサイト運営では変動情報を少しでも増やす工夫をすることが大切。オンラインショップが1週間に1回のペースで5品目を新商品として掲載するのであれば、月曜日から金曜日まで1品目ずつ毎日掲載していく方がアクセス増加策としては効果的。また、「本日の店主お奨め商品」を個数限定で毎日決まった時間にトップページ上に掲載する習慣が定着すれば、その時間帯のアクセスは徐々に上昇してしていくはずだ。
●変動情報の王者・株価情報について
・株価情報を自サイトで配信するための契約とコストについて
●変動情報のオリジナル探し
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199906/19990629_2.html
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<これはJNEWS LETTER 1999年6月29日号に掲載された記事です>
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