ビジネスモデル事例集
  
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  店内には商品の見本やサンプル品だけを置き、注文は店に備え付けたパソコンやタブレットから行うショールーム店舗が登場。在庫が無いため、ネット通販と同水準の安い価格を提示することが可能で、消費者のショールーミングにも対応できる。
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ショールーミングを逆手にとった
小売店舗のショールームビジネス
JNEWS会員配信日 2013/10/22

 小売業者がリアルな店舗と併せてネット販売も行うことは、次第に容易になってきており、将来的には「すべての小売店がEC機能を持つ」ことになるかもしれない。それを予兆するのが、米国の小売店がショールーム・ビジネスへと移行してきている動きだ。

今どきの賢い消費者なら、欲しい商品を買うまでのプロセスは、まず近隣の店で商品の現物を確かめておき、購入の段階では、店よりも安いネットで注文することが常套手段だろう。

これは「ショールーミング」と呼ばれる行為で、小売店の売上機会を喪失させることとして、問題視されている。豊富な在庫を揃えて、店員が接客をする実店舗と、非対面のオンラインショップではコストのかけ方が違うため、販売価格でオンラインに勝つことは難しいためだ。

そこで発想を逆転させて、実店舗を「ショールームにしてしまおう」というする動きが、米国で出始めている。店には、商品のサンプルのみを陳列して、来店客は、その仕様やサイズなどを確認して、気に入れば、店内に設置されたタブレット端末からオンラインで注文をしてもらう。

この方法であれば、店に在庫を置く負担や、接客にかかる店員の人件費を減らすことができる。店では、ショールーム・サービスのみを行い、販売機能はネット上に集約させて、リアル(店)とオンライン両方からの注文に対応するのだ。

それを実現させるのが、アマゾンのマーケットプレイスとフルフィルメントサービスで、商品在庫をアマゾンの物流センターに預けておけば、オンライン注文の都度、アマゾンに配送作業を代行してもらえる。



《小売店のショールーム化モデル》

 


この記事の核となる項目
 ●Eコマースと連携させた小売店舗のショールームビジネス
 ●Eコマース業者がオープンさせるショールームショップの仕様
 ●日本でも実現可能なショールームショップ開業の方法
 ●アマゾンを丸ごと利用したECサイトの構築方法
 ●アマゾンでも埋もれないニッチ商材の開拓商機
 ●ブランド商品二次流通ルートとしてのマーケットプレイス
 ●定期購買で高収益を持続させるサブスクリプションeコマース
 ●eコマース市場の新勢力・ソーシャルコマースの主役と取引形態
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