ネット社会では様々な詐欺やトラブルが増えていることから、自分の分身となるアバターとして安全に活動ができる仮想社会を構築することが、人間の行動範囲を超越した世界(メタバース)の本質になっている。 (JNEWSについてトップページ
アバターを分身として行動するメタバース経済圏の特性

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JNEWS会員配信日 2021/11/12

 通信回線やテクノロジーの進化により、消費者の生活は、動画の視聴、オンラインゲーム、友人との交流、買い物、医療、リモートワークなど、ネットで過ごす時間が益々多くなっていく。現実の社会と比較すると、ネットでは活動できる範囲が広くなり、リアル社会よりも多数の人達と出会える一方で、様々な詐欺や人間関係のトラブルに巻き込まれるリスクも高まっていく。

そこで、自分の分身となるアバターとして安全に活動ができる仮想社会を構築することが、人間の行動範囲を超越した世界(メタバース)の本質になっている。

《メタバースの中で展開されるサービス例》

メタバース市場の開拓には、大きく2つの方向性が考えられている。1つは、仮想空間に大きな一つの経済圏を作り、その中に「小売店」「病院」「銀行」「学校」などの各種サービス業者を誘致して、アバターで仮装した消費者が必要なサービスを利用できるようにすることだ。

具体例として、韓国の大手携帯会社SKテレコムが2021年7月にリリースしたメタバースプラットフォーム「Ifland(イフランド)」では、会議場、屋外ステージ、屋上など18種類の仮想空間を用意して、主に10~30代の若いユーザー層を集客したい企業や団体向けにスペースをレンタルする。

これら仮想スペースは、イベントの内容、企業のブランドイメージによっても外観や内装をカスタマイズすることができる。主な用途には、音楽コンサートやゲームイベントなどの他、企業の就職説明会や、大学のオープンキャンパスなどの利用も想定されている。

Iflandに参加するユーザーには、顔型、ヘアスタイル、衣装、アクセサリー等、800種類以上の素材を提供して、自分の個性に合ったアバターを作り込むことができる。このアバターは66種類の感情表現ができる。今の気持ちを示した絵文字を選択すると、アバターの表情や行動に反映されるため、その場の雰囲気に沿ったコミュニケーションをすることができる。SKテレコムでは、Ifland内でアバターによる新たなインフルエンサーも育てていく方針で、彼らを出展企業のマーケティングに活用することも計画されている。

■Iflandのイメージ映像

 韓国SKテレコムは、Iflandのメタバースプラットフォームを世界80ヶ国で展開しすることを発表している。その他に、世界で数千万人規模のユーザーを獲得しているオンラインゲーム会社でも、ゲーム上の仮想空間を活用したメタバース経済圏の拡大を狙っており、ゲームサイト上でのスポーツイベントやアーティストのライブ配信も行うようになっている。

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JNEWS LETTER 2021.11.12
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