「anyplace」は、ホテルの長期宿泊者をターゲットとして、30泊以上の長期予約を割引価格で受け付ける仲介プラットフォームを開発。ライフスタイルが変化する中で、ホテルを賃貸アパートのように利用されるケースは増えている(JNEWSについて
ホテル長期滞在者向け予約プラットフォームの着眼点

JNEWS
JNEWS会員配信日 2018/9/7

 近年では、仕事や生活のスタイルが変化してきたことにより、ホテルに長期滞在する人達が増えている。たとえば、全国に営業展開する会社経営者、ノマドなワークスタイルを実践するフリーランス、現役を引退して長期の旅行を楽しむシニアなどは、ホテルにとっての優良顧客になる。また、大都市では家賃相場が急騰しているため、アパートを借りるよりも、安いホテルを探して長期滞在したほうが、トータルの生活コストが安くなるケースもある。

そうした、ホテルの新たなニーズに着目したサービスを提供しているのが、米サンフランシスコを拠点とした「anyplace」というサイトで、客室の稼働率を高めたいホテルと、長期宿泊者とのマッチングから宿泊管理が行えるプラットフォームを提供している。


同サイトには、サンフランシスコ、ロサンジェルス、ニューヨークで1ヶ月単位の長期宿泊プランを提供するホテルが登録しており、利用者は月間1,300ドル(約14万円)程度の予算からでも、長期のホテル暮らしができるようになる。

ホテル側にとって、長期宿泊者を受け入れることは、客室稼働率を高められるメリットがあるが、宿泊料金の未回収や、トラブルが生じて退室してもらいたい時の交渉などで面倒なこともある。そのため、anyplaceでは、単に宿泊予約の取り次ぎをするだけでなく、独自の信用チェックを通過した利用者のみを仲介して、法的効力のある長期滞在用の契約書も交わしている。宿泊費の請求についても、anyplaceがチェックインの際に1ヶ月分を決済代行(前払い)する方式にして、ホテル側に未回収リスクが生じないようにしている。

日本でも、1泊あたりの宿泊料金が割安になるウイークリープランやマンスリープランの設定をするビジネスホテルは出てきているが、やはり、宿泊者とのトラブルを懸念するケースは多いことから、anyplaceのように長期宿泊者専用の管理プラットフォームに対する潜在的なニーズはある。

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