大学キャンパス内で不用品の売買取引ができるアプリ
JNEWS会員配信日 2016/9/30
不用になった物を処分、換金する新たな方法としてヒントになるのが、米国大学生の間で流行り始めている、教科書の個人売買を支援する「Locolist」というアプリだ。
大学の授業で使う教科書は高価であるため、年度が終わって単位を取得した後に、古本屋やオークションで売却して、次の本を購入する資金に充てることは以前から行われている。しかし、取引相手は同じキャンパス内で探したほうが効率的なことに着目して、Locolistのアプリでは、大学内で教科書の売買相手を見つけられる、閉じた SNSのようなサービスを提供している。
Locolistは実名を公表せずに匿名で利用できるが、大学から発行されるメールアドレスを登録することが必須条件になっている。これが「確かに同じ大学の学生である」ことを証明して、アプリを通してキャンパス内の個人売買を安全に行うことができる。キャンパス内で取引相手が見つかれば、仲介手数料はかからない。
このアプリは、キャンパス内で相手が見つからなかった場合に、米アマゾンが提供している、不要になった物品の買い取りサービス「TRADE-IN(トレードイン)」へ自動出品できる機能を備えており、購入価格の30~80%で買い取ってもらえる。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です → 記事一覧 / JNEWSについて)
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