広告ブロックアプリ「Adblock Plus」の仕組みと開発体制
JNEWS会員配信日 2016/7/23
広告ブロックアプリをPCやスマホにインストールすると、各ページに配置されている広告の大半が表示されなくなる。これは、ページのソースに記述されている広告関連のタグを、アプリが自動的に判別、削除した上でブラウザーにコンテンツを表示させるためである。
近年では、ネット広告配信のプラットフォーム化が進み、大小様々なサイトの運営者が、手軽に広告を掲載して収益化ができるようになった一方で、広告を削除することも容易になってきている。
広告ブロックアプリは多数登場してきている。その中でも「Adblock Plus(アドブロック・プラス)」は、世界で最も高いシェアを獲得しているもので、このアプリをブラウザーに拡張機能として組み込むと、グーグルのアドセンス広告、YouTubeの動画に掲載される広告、ヤフーなどポータルサイトの広告、ブログサイトのアフィリエイト広告などをブロックすることができる。日本語のサイトにも対応しているため、一度利用してみると、煩わしい広告が表示されなくなる快適さに気付くはずである。
サイトによっては、広告が削除されるとページのレイアウトが崩れてしまうページもあるが、その場合には、ホワイトリストに URLを指定すると、従来通りの広告付きコンテンツとして閲覧することもできる。また、テキスト広告は表示させても良いが、派手なバナー広告やポップアップ広告は削除する、というように、ユーザーが容認する広告の種類をカスタマイズすることも可能だ。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です。詳しいビジネスモデルや収益構造は、会員レポートの中で解説しています→記事一覧/JNEWSについて)
■JNEWS会員レポートの主な項目
●広告ブロックアプリの仕組みと開発体制
●アドブロックプラスのビジネスモデル解説
●進化する広告技術とパーソナルデータの価値
●無料の対価として引き渡すパーソナルデータ
●広告モデルから有料サブスクリプションへのシフト
●広告ブロックユーザーの特性と囲い込み
●PCより難しいモバイルマーケティングへの着眼点
●眠れるデータを発掘して収益化するビジネスモデル
●スポーツ業界から学ぶビッグデータ分析ビジネス
●スマホ消費者を店内に呼び込むロケーションマーケティング
●フリーミアム・ビジネスモデルのその後、失敗事例からの教訓
■この記事の完全レポート
・JNEWS LETTER 2016.7.23
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