別荘が使われていない期間を貸し出して収益化できる「バケーションレンタル」のプラットフォームが増えている。それに伴い、レンタル収入をローン返済に充てることで、サラリーマンでも別荘オーナーへの道が身近になっている(JNEWS)
別荘物件を貸し出すバケーションレンタルの業界構造

JNEWS
JNEWS会員配信日 2014/12/23

 もともと海外では、別荘のオーナーが、自分が利用していない遊休期間を貸し出すことが、不動産管理会社を介して行われていたが、近頃では、オンラインで旅行者との仲介するバケーションレンタルサイトが登場してきたことで、副業として別荘レンタルを手掛ける人達が増えてきている。

米国内だけでも、セカンドハウス物件に特化したバケーションレンタルサイトは十数社以上あるが、基本的な仲介の仕組みは共通している。サイトへの物件登録~掲載は無料で行うことができ、借り手からの宿泊予約が成立した時点で、宿泊料の10~15%を手数料(成功報酬)として徴収する方式だ。


サイトによっては、部屋の清掃やベッドメイキングなどを行うハウスキーピング業者の派遣をして、宿泊客を受け入れる都度、オーナーが部屋のメンテナンスをしなくても済むオプションサービスも用意されている。



Evolve」は、バケーションレンタルサイトの一つで、住宅オーナー向けの予約管理やマーケティング機能が充実しており、所有する物件のレンタルを手軽に行えるようになっている。また宿泊予約を多く獲得する上では、物件写真の出来映えが大きく影響することから、各地域の撮影業者を紹介するサービスも行っている。

オーナーはその他にも、類似のサイトを使い分けたり、同じ物件を同時に掲載することで予約率を高めようとしている。

バケーションレンタルサイトの仕組みが、掲載費用がかからない成功報酬方式になっていることからすると、集客面では、複数の仲介サイトを同時に活用したほうが賢いわけだ。

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・収益化しやすいセカンドハウスの特徴について
・系列化していくバケーションレンタルの業界構造
・Airbnbによるマイホームの収益化モデル
・バケーションレンタルによる空き家の再生モデル
・意外と身近な別荘オーナーの実像と投資利回りの考え方
・これからの課題と国内向けプラットフォーム開発の視点
・空室を活用した時間制会議室とスモールオフィス賃貸ビジネス
・社内の余剰スペースを収益化するシェアオフィス仲介ビジネス

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JNEWS LETTER 2014.12.23
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