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  ローカル店舗でのポイント制度導入は、スマホアプリの利用者だけを対象にするのではなく、スマートフォンを持たない人に対しても平等なサービスとして提供できる仕組みを考案することが、顧客からの利用率を高めるポイントになる。
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スモール業者に適した
ポイントシステム導入方法と費用対効果
JNEWS会員配信日 2014/5/6
事例:Huzzah Loyalty

 米国の小売店では、最も伝統的なロイヤリティプログラムとして、紙のパンチカードが使われていた。店で何か買い物をするたびに、金額に応じてパンチでカードに穴をあけてもらう。規定回数の穴があいたら、ロイヤリティの特典を受けられるものだ。

次の世代として普及したのが、クレジットカードのようなプラスチックカードでロイヤリティ(ポイント)を管理する方法である。しかし、顧客は店毎に多数のカードを保有することになり、貯まっているポイント残高も調べにくいことから、ポイントを使わないまま、店に行かなくなってしまう人も少なくない。

そして現在では、スマートフォンを利用したポイントシステムが登場してきたが、やり方によっては、パンチカードやプラスチックカードよりもローコストで導入できることから、スモール業者のロイヤリティプログラムとしても適している。

Huzzah Media社(ハザーメディア)は、スモール事業者の集客支援を目的とした携帯アプリを開発している会社で、ローカルな飲食店を加盟対象とした「ハザー・ロイヤリティプログラム」というものを展開している。これは、Huzzahのアプリをダウンロードした消費者が、近隣の加盟店舗を訪れると、コーヒーや食事代が無料になるポイントを貯めることができる。メッセージ配信の機能もあるため、新規の客を呼び込むことが可能だ。

同プログラムの加盟方法はシンプルで、初期の導入費用はかからず、月額の利用料金(月額69ドル、89ドル、139ドルの3体系)のみ。ポイントの発行手続きも、WiFi対応のiPadを店頭に設置して、来店客が自分のスマホをかざす方式のため、人的な負担もかからない。


この記事の主な項目
 ●ホテル利用客に対するポイント制度の効果
 ●予約チャンネル別にみた顧客特性について
 ●ポイントプログラムの集約と管理システム
 ●ローコストで実行する独自ポイントシステム
 ●中小業者向けポイントプログラムの開発市場
 ●ポイントシステムの費用対効果について
 ●オリジナル特典プログラムの着眼とアイデア
 ●リアルビジネスにおけるフリーミアムの活用法とターゲット客
 ●ビッグデータ活用による事業の将来予測と販促マーケティング

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JNEWS LETTER 2014.5.6
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