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  ツイッター、リンクドイン、フェイスブックなどSNSのソーシャル人脈を、独自のアルゴニズムで分析して点数化したソーシャルスコアは、企業のマーケティングや人材の採用活動などに利用されはじめている。
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オンラインの人間関係を点数化する
ソーシャルスコアの用途
JNEWS会員配信日 2013/6/6
事例:Klout

 人と人との出会いは、リアルな対面ならば、直感や第一印象で決まることが多い。それに対して、オンラインからの出会いは、写真や経歴などから客観的な判断がしやすく、両方の良い面を複合したマッチングサービスがあれば理想だ。

最近になって、マッチングサービスが多様化してきたのは、ソーシャルメディアとのリンクにより、その人のプロフィールや人間関係を詳しく把握できるようになってきたことが大きい。さらに、それを点数化して、マッチングの精度を高めようとするのが「ソーシャルスコア」の発想である。

米国では以前から、その人の経済的な信用状態を判断する指標として、クレジットカードの利用歴を点数化した「クレジットスコア」が普及しているが、「ソーシャルスコア」は、それを人間関係にも応用したものとも言える。

人間関係をスコア化することに明確なルールがあるわけでなく、ベンチャー企業などが独自のアルゴリズムを開発している。「Klout(クラウト)」はその代表例で、ツイッター、リンクドイン、フェイスブック、他のソーシャルメディア上で、その人がどれだけの影響力を持っているのかを、0から100までのスコアで判定している。

当然ながら、ソーシャルメディアを全く使っていない人のKlouスコアは「0」であり、著名な芸能人やカリスマ経営者のように、多数のファンやフォロアーを獲得している人は高いスコアになる。ちなみに、世界でも最もスコアが高いのは、オバマ大統領の「99ポイント」。このスコアは、TIME誌が選定する「世界で最も影響力のある100人」にも採用されている。



ただし、意図的にKlouスコアを上げようとして、それまで影響力の低かった人が、不正にファンやフォロアーを増やしても、スコアには反映されない。スコアを判定するアルゴリズムは随時変更されて、不正にスコアを攻略することはできないようになっている。JNEWSレポート本編では、ソーシャルスコアを高めるポイントなどを解説。



この記事の核となる項目
 ●気の合う者同士を隣り合わせるソーシャルシートの仕組み
 ●単身旅行者に向けた座席共有プラットフォーム
 ●仲間との出会いを目的としたソーシャルスポーツ
 ●ソーシャルスポーツクラブの運営モデル
 ●食事会を通した出会いの仲介サービス
 ●男女のマッチングサービスが進化していく形
 ●人間関係を点数化するソーシャルスコアの仕組み
 ●ソーシャルスコアを活用した企業マーケティング
 ●経験に裏付けされたユダヤ系ビジネスマンの知恵と人脈形成術
 ●シングル客を集客するツアー会社とレストランのビジネスモデル
 ●母校を起点とした人脈作りと実名制コミュニティの活用方法
 ●異分野の知的スペシャリストが成功しやすい出会いの仲介業
 ●占い師に代わる人生のリスクを科学的に診断するビジネス


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JNEWS LETTER 2013.6.6
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