知識や教養系のコンテンツサイトでみられるのが「Paid To Post(PTP)」という仕組みで、記事や動画を投稿したユーザーに対して報酬が支払われるものである。その例として、ハウツー(How-to)サイトの「ehow.com」では、趣味、料理、健康、ビジネスなど幅広いカテゴリーで、役に立つノウハウやマニュアルを記事や動画で掲載しているが、これらのコンテンツは個人ユーザーからの投稿によって集められている。
これまでの発想では、情報サイトが質の高いコンテンツを掲載したい場合、プロのライターに、高い原稿料を払って記事を書いてもらっていたが、それではコンテンツの制作コストが高くなりすぎて、広告収入だけでは採算が合わない。そこで発想を変えて、一般ユーザー(素人ライター)の中からの投稿を募集して、良質なものだけを掲載して謝礼を払う方針(Paid To Post)へと転換してきているのだ。一般ユーザーに対する報酬コストは、プロを使うよりも大幅に安く済む。
これは正式会員向けJNEWS LETTER 2010年8月1日号に掲載された記事のサンプルです。
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