written in 2009/3/3
事例:Live365
有意義な情報をメインのコンテンツとして提供することにより、多くのユーザーを集めて、提携サイトへと誘導することで紹介料を得るというのが、アフィリエイトビジネスの理想型だが、ブログで日記を書くだけでは情報として足りないし、特別な人生経験やライフスタイルを送っている人以外は、似たような内容になっておもしろくない。それならいっそのことブログ(日記)から離れて、まったくコンセプトが異なる情報サイトを立ち上げることも、副業目的のサイト運営としては賢い。
海外にアフィリエイト型の情報サイトとして多数あるのが、ネットラジオ局の存在だ。これは普段のテレビやラジオでは流れていないコアな楽曲を中心にしてオンライン配信しているもので、電波を使わないため開局に許認可の必要はなく、世界からリスナーを集めることができる。ネットラジオの中には24時間休まずに音楽を配信しつづけているサイトが少なくないが、どこで収入を得ているのかというと、リスナーが配信した曲を気に入ってアマゾンやiTunes Music Store(アップル)などで音源を購入することによるアフィリエイト収入が主体になっている。
もちろん音楽には著作権があるため、作曲者やアーチストに無断でネットラジオの配信をすれば“違法な海賊局”ということになってしまうが、正式には楽曲を管理している著作権団体にライセンス料を払うことで合法的に行なうことが可能だ。米国では音楽著作権の取り扱いが日本よりも柔軟なため、ネットラジオ局が得ている収益の 6〜12%をライセンス料として払う包括契約を結べば、その著作権団体が管理している楽曲を自由に配信することができる。
それでも個人がネットラジオを開局して著作権の管理をするのは大変だが、それを代行してくれるビジネスも存在している。
《ネットラジオ局のビジネスモデル》
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JNEWS LETTER 2009.3.3
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