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写真撮影代行サービスを 情報ビジネスへと昇華させる視点
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事例:FastSnap 他
written in 2003/10/9
携帯電話にデジカメが標準的に装備されるようになり、たまたま居合わせた事故や事件の現場を撮影したスクープ写真が、素人から報道機関に提供されるようになってきている。現場での決定的瞬間や発生直後の様子を生々しく捉えた写真には高い情報価値がある。今までプロカメラマンだけが捉えてきた“情報”が、いまでは素人でも撮影できるチャンスが広がっているのだ。
デジカメの普及は、写真プリント業界のサービスを激変させたが、その波は商業撮影にまで及びはじめている。ある出版社では、記事取材に際して、コストのかかるプロカメラマンを使わずに、自社の記者がカメラマンを兼用するようになったという。
プロとアマの差が縮まり、会社が写真撮影にかかるコストを削減しはじめている状況では、プロの報道、商業カメラマンはそれを超える新たなビジネスを展開してゆかなければならない。その回答の一つとして、スタジオを使ってオンラインショップ商品の撮影を代行するといった、新たな撮影分野の開拓も行われている。また、結婚式やイベントなど、スタジオ外での撮影を請け負う出張撮影代行サービスも展開されている。
●広がる撮影代行サービスと需要
●金融機関における写真撮影代行のニーズ
●写真が情報として有用になると考えられる分野
●写真を情報として売るビジネス(中古車の写真撮影)
●不動産物件の写真撮影代行ビジネス(海外事例)
●道路、建物、施設の安全確認をする写真撮影代行(海外事例)
●貿易、商品仕入担当者向けの写真撮影代行(海外事例)
●個人の資産を記録・情報化する写真撮影サービス(海外事例)
●写真を「情報」として売るカメラマン業界のB2B戦略
●カメラ付き携帯電話大ヒットで二匹目のドジョウを狙う業界動向
JNEWS LETTER 2003.10.9
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