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人間関係の多様化が生み出す 新たな出会いサービスの方向性
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事例:Fitness Date 他
written in 2003/9/24
この秋、出会い系サイト規制法(「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」警察庁作成)が施行される。これは、出会い系サイトの運用者や利用者に対して、18歳未満の児童に性行為や援助交際を促すことを禁止するもの。この背景には、昨年1731件にも達した出会い系サイトに関連した犯罪の検挙数がある。
インターネットのサイトを利用して異性を紹介するサービスは、システムが安価でレンタルできるようになり、副業的なサイトオーナーが増えたことから、ここ数年で急速にサイト数が拡大した。しかしさまざまな思惑を持ったサービス提供者が多数参入した結果、今では犯罪の温床とみなされがちだ。そのうえ規制法が施行されるということで、オンライン出会い系ビジネスの発展に歯止めがかかるのではという懸念もある。
とはいえ、人と人とのマッチングに対するニーズは、異性紹介のいわゆる「ロマンス系」に限られているわけでは決してない。人が存在する以上、趣味嗜好から生活、福祉、ビジネスに至るあらゆる領域で、必ず何らかの“出会い”(=人と人とのマッチング)が求められているはずだ。出会いサービスは、その目的を単なる恋人探しに限定することなく広くとらえてゆけば、これからも発展が期待されるサービス分野といえるだろう。
●オンライン出会いサービスの歴史と収益構造
●専門特化が進む出会いサービスの動向
・共通のライフスタイルを好む者同士の出会いサービス
・専門職者、高所得者との出会いを提供するサービス
・フィットネス、健康維持に関心を持つ者同士のマッチング
●恋人探しから脱皮拡大するマッチングサービス
●各種出会い系サイトから垣間見える新マッチングビジネスの方向
JNEWS LETTER 2003.9.24
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