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トレーディングカード取引にみる
プレミア商品の作り方
事例:THE PIT
written in 2001.5.20

 ここのところ、子供の関心はテレビゲームからトレーディングカードに移ってきているという。トレーディングカードとは、テレビ番組やゲームなどの登場キャラクターや有名人のイラスト、写真が描かれた、ほぼ名刺サイズ程度の紙カード。こういったカードは日本でも古くからあったが、切手やコイン等と同様、どちらかといえば一部のコレクターの収集対象に過ぎなかった。

ところが、これらのカードに、トランプのようなある種の“格付け”を与えることで、カードを使っての「対戦」ゲームなどができるようになり、遊びの対象として子供に広がりつつある。

 大人にとってトレーディングカードは、文字通り、収集対象としてオークションでの取引が活発だ。カードには、定番ともいえる野球選手やサッカー選手などの有名スポーツ選手や競馬、そしてアイドルやドラマの登場人物などが描かれたものがあり、発売数が少ない希少価値があるカードを巡っての高額取引が行われるなど、新しい市場として急成長している。

インターネット上では、カードを定価で販売するサイトはもちろん、カードを持っている一般の人とコレクターとの間で個人売買取引する、いわゆるC-to-Cコマースサイトも増加している。その代表的なものがオークションサイトである。定価が一枚数十円から数百円のカードでも、人気でレアなものならば、数千円、時には万単位の高値がつく。

プレミア値が付くような商品を扱うビジネスは、定価販売、割引販売が主体のB-to-Cコマースよりも、高値での取引、在庫の負荷が少ないといったメリットがあり、うまくC-to-Cコマースの市場を形成することができれば、規模の大小に関わらず収益を上げることが期待できるだろう。となれば、B-to-B、B-to-Cに次ぐビジネスモデルといわれるC-to-Cコマースとして、プレミア商品のマーケットプレイスを形成することに着目してみたい。

●株式取引をモデルにしたトレーディングカードサイト(米国事例)
 ・トレーディングカードの売買方法の解説
 ・料金体系と収益モデルについて

●オークション形式と株取引形式の違いとメリット
●プレミア商品への投資を促す仕組み
●オークションサイトを活用した売れ筋商品の見つけ方

<この記事の完全情報>
JNEWS LETTER 2001.5.20
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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2001年5月20日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
 
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