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ころばぬ先の杖となるか オンライン・バックアップ事業
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事例研究:@Backup written in 1999.6.15
パソコンがなくては日々の業務が全く停滞してしまう企業やビジネスマンは多い。ビジネス環境全体に占めるコンピューターの貢献度は極めて高く、コンピューターの有効活用と業績向上との相関関係があることも事実だ。
通産省が2年前の平成9年に全国の企業5000社を対象におこなった調査によれば、従業員一人あたりのパソコン所有台数は 0.4台、その中でLANに接続されている台数は73.8%にもなる。
これだけパソコンがビジネスの中で重要な役割を果たすようになると問題視されるのがパソコンが故障した際に業務や企業全体に与えるマイナスの影響。ハードウエアのトラブルなら修理したり新品に買い換えることで復旧できるものの、深刻なのはハードディスク内に記録された「データの消失」である。
パソコンを常用するユーザー達は必ずMO等の大容量記録メディアにデータのバックアップをしているが、これだけでは万全の対策にはならない。バックアップデータは社内に保管されることが多いが、火災や大地震が発生すればパソコン本体と共に消滅してしまう。また、簡単に持ち運び可能なバックアップデータは盗難被害に遭いやすいのも大きな問題点である。
そのため膨大な個人情報が蓄積されている金融機関や大企業では独自にバックアップセンターを建設し、大きな災害や事故が発生しても業務が停滞することのない仕組みを莫大な費用を投じて作り上げている。
ここまで本格的でなくても中小企業やSOHOが「貴重なデータを安全な場所に保管できる仕組み」には大きな潜在需要があるはずだ。米国では既にインターネットを活用したバックアップサービスが存在している。
●オンライン・バックアップ事業とは
●米国オンライン・バックアップ・サイトの事例研究
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199906/19990615_1.html
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