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Written in 1999.9.5
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経営者にとって経理処理というのは面倒な作業だ。特にSOHOを中心とした個人事業者や従業員が少人数の中小企業では経理専門の社員を雇っていないために、毎月の請求書発行や入金管理は経営者自身が担当していることだろう。
大企業になれば毎日の経理処理が非常に煩雑になるために、経理部署を設けるのはもちろんとして、社内ネットで各部署から発送される請求書データを統合管理したり、それでも非効率な場合には経理業務の一部をアウトソーシングすることもある。
それと比べてSOHOや中小企業の経理業務に関するデジタル化やアウトソーシング・サービスというのは普及していない。もっとも、小さな企業の経理業務を請け負ったところで大した受注金額にはならないだけに、アウトソーシング会社としても見捨てていた市場とも言えるだろう。
しかしWeb上のサービスとして小規模企業の経理業務を請け負うのであれば、集約型で効率良くサービスが提供できるために事業としても採算が見込めるはずだ。経理業務には様々な分野が存在しているが、その中でも請求書発行に関してはオンライン化が最も期待できる分野であり「E-Bill」と呼ばれている。特に米国では「銀行口座からの自動引き落とし」の習慣が薄く小切手決済が主流であるために、毎月の請求書発行業務の負担が大きい。
そこで、米国ではSOHOを対象とした請求書の管理・発行を代行するWebサービスが登場しているが、このコンセプトは大変ユニークであり便利だ。
●請求書発行サイトの仕組み
●注目したい時間単価による料金計算機能
●請求書発行サイトの採算性
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199909/19990905_3.html
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