介護が必要な高齢者にも、孫に会いに行ったり、旧友の葬儀に参列するなどの目的で旅行をしたいニーズがあり、高齢者専門の旅行エスコート業が新ビジネスとして成長してきている。
介護に隣接した高齢者の旅行エスコートサービス

JNEWS会員配信日 2016/10/16

 高齢者の旅行付き添いサービスには、介護業界からの参入組も出てきている。たとえば、孫の卒業式に、遠方で暮らす祖母を呼んであげたいが、一人で旅をさせるのは心配な子供夫婦が、付き添いを依頼するようなケースや、老夫婦が結婚50周年のクルーズ旅行を計画して、出発地の空港から客船の集合場所までの付き添いを依頼するようなケースが想定されている。


旅行会社の付き添いサービスと比べると、介護ケア業者としての強みを活かしているのが特徴で、飛行機の搭乗手続きや宿泊ホテルまでの同行に加えて、旅行中の入浴や食事の介助や、決められた時間に薬を飲ませることまでをサポートしている。

旅行エスコート業は、高齢者に付き添うスタッフのスキルや人柄によって、サービスの質や満足度が大きく異なるため、大企業が画一的なサービスとして行うよりも、スモール業者のほうが適しているという見方もできる。

身体が不自由になっても旅行をする目的として多いのは、遠方で暮らす近親者が亡くなったり、危篤になった時に会いに行くことである。欧米の航空会社でも、不幸があって急な移動をしなくてはいけない時の特別運賃制度(ビリーブメント運賃)を定めているケースが多い。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です。正式会員の登録をすることで詳細レポートにアクセスすることができます記事一覧 / JNEWSについて

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JNEWS LETTER 2016.10.16
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