女性のための起業テーマ
  
Top > 女性のための起業テーマ
  非正社員の中でも、管理職やプロジェクトのマネジメントなど上級職を担当できる者は「スーパーテンポラリー人材」として需要が高まっている。その多くは、子育てを終えた年代の元キャリア女性で、各企業が職場への復帰プログラムを導入しはじめている。
JNEWS LETTER
2週間無料体験購読
配信先メールアドレス

Counter

RDF

twitter

Google

WWW を検索
JNEWS.com を検索
休眠人材の復帰プログラムと
スーパーテンポラリー人材の需要
JNEWS会員配信日 2014/1/25

 これまで、非正社員や非常勤の人材は、軽作業や単純作業を担当する臨時スタッフ(テンポラリー人材)の役割を担ってきたが、正社員よりも安い賃金で雇われていた。

しかし、企業は、業績の変動で大胆なリストラをするようになり、上級職の中でも欠員が生じたり、女性管理職の割合が高くなり、出産休暇を取る際の代行者として、上級キャリアの人材を、臨時的に雇うケースが増えてきている。彼らのことは「スーパーテンポラリー人材」と呼ばれている。

たとえば、年収8万ドルの人事担当責任者(30代女性)が6ヶ月間の出産休暇を取る場合であれば、その代役として、6ヶ月間の報酬4万ドルを提示して、同じ職種で、管理職経験のある女性を臨時採用する。こうした人材は、結婚して家庭に入ったが、子育てが一段落した世代にあたる、40〜50代の元キャリア女性がターゲットになることが多い。

スーパーテンポラリー人材の活用は、業務の専門性が高い金融業界にも取り入れられている。投資銀行のゴールドマンサックスでは、「リターンシップ・プログラム」という制度を、2008年からスタートさせている。これは、過去に10年以上のキャリアを積みながらも、育児などで現役を離れている、40歳以上の有能な女性の職場復帰を促すものだ。

背景には、リーマンショックの際に大量の社員をリストラせざるを得なかったことがある。金融市場が復調してくれば、再び人材は必要になるが、その時に、新人社員を大量採用して育成するのでは、時間とコストがかかりすぎることから、40代以降の元キャリア女性に白羽の矢が立てられた。

このプログラムでは、職場復帰を希望する女性に対して、10週間のプロジェクトワークに参加する機会が与えられる。プロジェクトの内容は、財務、法務、投資マネジメントなどの専門的な内容で、その期間中に、フルタイムで復帰することへの適性が判断される。家庭と仕事の両立や、仕事上の能力に問題が無ければ、正社員として雇用されるが、同プログラムを受けた人の約5割が現役復帰を果たしている。

「リターンシップ・プログラム」は、ゴールドマンサックスが商標登録している名称だが、大学生向けの「インターンシップ制度」を、元キャリア女性向けに応用した人材採用モデルとして注目されている。


この記事の核となる項目

 ●プロジェクトワーカーの待遇と報酬体系について
 ●プロジェクトワークで求められる休眠人材とは
 ●正社員に代わるスーパーテンポラリー人材の存在
 ●大学生を活用した新製品開発プロジェクト
 ●プロジェクトをサポートするマイクロ・コンサルティング
 ●オープンな職場と仲間を好むコワーカーとしての就労スタイル
 ●ユーザー参加で需要を先読みするソーシャルプロダクト開発
 ●黒船に乗った新興国の知的ワーカーが迫る労働市場の開放政策


この記事の完全情報はこちらへ
JNEWS LETTER 2014.1.25
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。

■この記事に関連したバックナンバー
 ●マムプレナーが生み出すスモールビジネスと新市場の発想力
 ●女性の地位向上で求められる、子育て代行のスペシャリスト
 ●年収格差の逆境から生まれる女性の知恵と新ライフスタイル
 ●ホームショアリングによる在宅人材の活用と第三番目の店舗
 ●隠れたエリート人材を掘り起こすクラウドソーシングの業界構造
(女性の起業テーマ) / (トップページ) /(JNEWSについて)