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主婦ネットワークを活用した マーケティング活動の威力 |
written in 2001/8/6
2000年を通してホットな話題となっていた女性向けポータルサイトは、2001年に入り、他のネットビジネスと同様、黒字転換できず迷走状態となっているところが多い。当初は、女性向けコミュニティでの意見交換の場を提供、女性が関心の高いコンテンツを扱うことで、女性がサイトに参加することがライフスタイルのひとつのようになるといった勢いも感じられた。しかし、ネットビジネスの崩壊現象は女性サイトでも例外ではなかった
女性が持つ購買力や情報の口コミ伝達力が、女性コミュニティサイトを発展させていくと期待されてはいるが、最近になってビジネスとしての真価が問われはじめている。コミュニティ会員を獲得したものの、そこからお金を生み出すための仕組みが確定していないのだ。
では、ネット上で女性をターゲティングしてビジネスを展開することは誤りなのかといえば、そんなことはない。明確な収益構造を構築して毎年の売上をうまく拡大路線に乗せられたサービスも存在する。そのようなサイトが、どのようなポイントに着目しているのか、競合との差別化をどこに図っているのかをチェックしてみたい。
1990年に広島市で設立された「株式会社ハー・ストーリィ」は女性の口コミパワーや集結力を活用したマーケティング企画を専門とする会社である。創業者の日野かえこ氏は現在副代表となっている友人とともに、人脈、資金もない状況から苦労をしながら、小さな子供の育児と格闘しながら同社を発展させてきたという経緯がある。
■ハー・ストーリィ
http://www.herstory.co.jp/
(女性のための起業テーマ一覧へ)
●主婦のネットワークを活用したマーケティング事業
・ハー・ストーリィの女性会員の属性
・クチコミモニターの中のオピニオンリーダー数
・(伝達能力=口コミ度)の数値分析
●次第に高まるネットの威力と成果
●消費者マーケティング事業における差別化戦略
●口コミの原動力となるオピニオンリーダーを意識した販促戦略
JNEWS LETTER 2001.8.6
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