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ICタグ(RFID)の普及が変革する
商品流通と在庫管理の方向性
written in 2003.8.11

 商品が次々とレジを通過していく。店頭の販売責任者は倉庫に在庫を確認し、きびすを返して売れ行き具合を気にしながら、追加の発注数に頭を悩ませる。思い切って、在庫がまもなくゼロに近づこうとした時点で発注をかけたが、思わぬ交通事情で商品が届かず、せっかくの商機を逃す──こんな状況はもうすぐまったく過去のものになるかもしれない。

商品の生産から流通販売は、不特定のマスを対象にした見込み生産販売による資源の浪費が伴う形態から、個人を対象に必要なものを必要な時に必要なだけ供給することで資源を無駄にしない形態へと向かっている。これはICタグという新技術により、その実現が間近に控えている。ICタグの機能については、JNEWSでは
2002.8.9号で紹介したが、2003年に入ってからは国内でもICタグ市場への参入を決める企業が増えてきている。

※ICタグは正式には「RFID(Radio Frequency Identification)=無線による個体 認識技術」が埋め込まれたタグのことを意味する。

現在は流通分野での関心が高いが、想定されるICタグの活用範囲は広い。ICタグ自体の大きさはもはやゴマ粒大程にまで小さくなっていて、そこに記録された情報(最大32キロバイト程度)をタグに内蔵された無線機能で数センチから数メートルの範囲に飛ばすこができる。そのため現在の伝票類に印字されたバーコードに代わる用途の他、紙や薬などにも埋め込み、偽造防止紙幣や文書認証、体内コントロールできる薬の服用など、さまざまな応用が考えられている。

現在のICタグ一個あたりのコストは数十円程度。しかしこの価格帯では、もっとも先にICタグをビジネスとして利用することが期待されている商業の現場(店頭)での導入は、まだ敬遠されがちというのも実状である。コストの問題の他にも、読み取り精度上の課題や、使用する無線周波数帯や書き込み情報様式の規格統一など、本格的実用化に向けて解決すべき問題はまだある。


この記事の核となる項目
 ●実証実験段階に入ったICタグの動向
 ●ICタグを付加した商品流通の仕組み
 ●性能面にみるバーコードとICタグの違い
 ●ICタグの導入で変わる商品在庫管理の現場
 ●リアルタイムで遠隔の在庫量を把握する客先在庫管理システム(VIM)
 ●飲料水工場における客先在庫管理の仕組み
 ●倉庫に眠る不良在庫の性質とそれを解消するための着目点
 ●ICタグによって変わるビジネスと生活
  ・ICタグによって変わる図書館
  ・ICタグによる従業員管理
  ・ICタグによって変わる電化製品


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JNEWS LETTER 2003.8.11
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