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7千万人超の携帯電話ユーザーに向けた コマース戦略
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written in 2003.2.26
国内の携帯電話の普及台数は約7300万台を超した(2003年1月時点)。これは国民(15歳以上)のおよそ三分の二の人たちが携帯電話を所有していることを意味する。その中でiモードや EZwebなど、インターネットにアクセスできる端末は約6000万台。通勤途中の電車やレストランでも、世代に関係なく携帯に向かってメールを打つ姿がごく自然に見受けられるようになった。
これだけ普及したネット・インフラをビジネスとして上手に活用しない手はない。平成13年度版通信白書によれば、主に携帯電話からのショッピング(モバイルコマース)の市場規模は、平成12年には 541億円だったものが平成17年には1兆7千億円にまで成長すると算出しているが、既に関連事業を展開する企業の中では、PC版コマースよりも一桁多い売上け実績をはじき出す事例も出はじめている。
ただし具体的にモバイルコマースを展開していく上では、これまでパソコン上で研究されてきたオンライン販売の手法、ノウハウがそのまま転用できるわけではない点に留意しておく必要がある。技術的には同系統でも、パソコンと携帯電話とでは利用者側の用途が大きく異なる傾向を捉えておかないと、大枚をかけて開発した携帯サイトに人が集まらずに閑散としたままの状態が続いてしまうこともある。その中で携帯電話を活用したeコマースの国内動向を解説してみたい。
●PC版コマースとモバイルコマースの違い
・PC版コマースの顧客獲得経路
・携帯版コマースの顧客獲得経路
●マス媒体と携帯電話とを連動させたメディアミックス戦略
●エンターテイメント業界にフォーカスしたモバイルコマース事例
●携帯電話からの受注に特化したモバイル・オーダーの仕組み
●携帯ユーザーの特性を把握した上での販売戦略
●テレビ番組から商品購買行動を導くTコマースの方向性
●バーコードと携帯電話の融合が導くMコマースの可能性
JNEWS LETTER 2003.2.26
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