生活習慣病患者を対象とした合宿型保険指導プログラムの開発

JNEWS会員配信日 2017/11/30

 合宿型のイベント事業は、クラブやサークル活動の他にも、身体やスキルを磨くための企画が人気となっている。その中でも、ダイエットや生活習慣病の予防や改善を目的とした健康合宿は、今後の市場が急拡大していく見込みがある。

追い風となるのは、厚生労働省が「宿泊型新保健指導事業(スマート・ライフ・ステイ)」という事業を2015年からスタートさせたことだ。肥満や糖尿病が疑われる人を対象に、合宿型で健康改善の座学やグループ学習、トレーニングなどを行うものである。合宿を運営するのは民間の事業者だが、厚労省が指定した条件をクリアーしていれば、合宿にかかる経費が補助金として支給される仕組みだ。

スマート・ライフ・ステイに適応した合宿は、プログラム全体の管理者と、実際の指導やトレーニングを担当する保健師 管理栄養士 健康運動指導士などの有資格者によって行われ、医師とも連携することが望ましい。また、健康合宿の目的を理解している旅館やホテル等の宿泊場所を利用することも、条件の一つになっている。

現在は試行事業の段階だが、実際に行われた全国の合宿事例から。具体的な健康改善の効果を測定して、正式な公的保険事業として採用するかが検討されている。

宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・ステイ)プログラム

健康改善を目的とした合宿については、各自治体、保険会社、企業の保険組合ななどが関心を示しており、実際の運営を任せられる、健康合宿専門の事業者へのニーズが高まっている。

《宿泊型新保健指導の仕組み》

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