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  アレルギーの症状を持つ子供の数は年々増加して、全体の5%が該当するとみられている。その家庭では、調味料や菓子類の購入にも気を遣う必要があり、アレルギーフリーの食材を専門に扱うセレクトショップが顧客を集めている。
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アレルギーフリーの食材を探す潜在顧客層と
セレクトショップ
JNEWS会員配信日 2015/11/8

 ネットで食品を定期購入する人の中では、健康上の理由や体質に合う商品を探している人も多数を占めている。特に食物アレルギーの潜在患者数は多く、日本の文部科学省が、全国の小中高校を対象に行った調査によると、食物アレルギーの症状を持つ子供は全体の 4.5%で、さらに重度のじんま疹、嘔吐、呼吸困難などを起こすアナフィラキシーの発症率も 0.5%の割合で存在している。



食物アレルギーの子供が増えている要因としては、日本でも欧米型の食生活にシフトしてきていることや、抗生物質など薬の多用によって、身体がもともと備えている免疫力が弱くなっていることなどが考えられている。

それに伴い、アレルギーの子供がいる家庭では、食事や軽食(おやつ)にも気を遣う必要があり、アレルギーフリーの食品に対する需要が高まっている。しかし、各家庭で体質に合う商品を幅広く探すことはなかなか難しい。

米国の「Tasterie」は、小児科医で、複数の食物アレルギーを持つ子供の母親でもある女性が立ち上げた、サブスクリプション型によるアレルギーフリー食材の販売サイトで、卵、落花生、小麦、大豆など、アレルギーの原因素材(アレルゲン)を含まないスナック菓子やオーガニックなジャムなどを毎月詰め合わせたボックスを発送している。月々の定額料金は25ドル。

これらの商品は、Tasterie社が製造しているわけではなく、多数の食品メーカーから広く取り寄せることで、毎月バラエティに富んだ品揃えを実現させている。同社の役割は、市販されている膨大な食品の中から、アレルギーの原因となる成分が含まれていないものを調査、確認して、安心して子供に与えられる食品のみをセレクトする部分にある。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です→記事一覧

JNEWS会員レポートの主な項目
 ●生活分野で成長するサブスクリプション業界
 ●習慣性の高いコーヒーのサブスクリプション販売
 ●アレルギーフリーの食材を探す潜在顧客層
 ●固定客として定着しやすい男性の購買特性
 ●既存ストアーが導入する定期購入サービスの仕組み
 ●サブスクリプション機能のプラットフォーム開発
 ●映画館の空席を解消するサブスクリプション・ビジネスモデル
 ●人気が急上昇するアパレル衣料のパーソナルコーディネート
 ●身の回りの買い物をアシストするパーソナルアシスタントの役割
 ●フリーの客を優良顧客へ誘導するサブスクリプションの重要性

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