店舗やイベント会場で来場客が写真や自撮り(セルフ撮影)できるブースの開発事業が成長している。ブースで撮影された写真は、SNSに投稿されて友人間でシェアされる確率が高く、インスタ映えを狙ったマーケティング手法としても注目されている。
SNS投稿者向けフォトブース開発とレンタル事業

JNEWS会員配信日 2017/6/30

 店舗向けのセルフ・フォトブース(自撮りブース)は、写真が綺麗に撮れて、かつ消費者が楽しめるものでなくてはいけないため、照明やカメラの設置方法、背景デザイン、SNSへの投稿機能などに独自の工夫を凝らす必要がある。

それを専門に開発しているのが、2011年に米ニューヨーク・ブルックリンで創業した「The Bosco(ボスコ)」という会社で、他社に先駆けて、SNSへの投稿機能を組み込んだ写真の自撮りシステムを開発して、企業が主催する新製品の発表イベントにレンタルすることからスタートしている。そのクライアントには、日本の「レクサス」も含まれている。来場者がセルフで撮った写真が、SNSやメールを介して友達ネットワークに拡散されることで、企業は新製品の宣伝効果を高めることができる。

Bosco社では、店舗向けにも多様な自撮りシステムを開発しているが、共通しているのは、WebサイトやSNSとの連携を重視していることだ。フォトブースを設置する店舗は、来店客が自由に写真を撮れる環境を無料で提供する代わりに、その写真をネットに拡散してもらいたいと考えている。

「GIFブース」は、Bosco社の基本的な自撮りブースで、顧客が1人または仲間とカメラの前に座ってタッチパネル上の撮影ボタンを押すと、ポーズを変えながら連写された4枚の写真からアニメーションGIF(簡単な疑似動画)を制作できる。写真はプリクラのようにプリントアウトされたものを取り出すことができ、同時に、ネット上のサーバーにもアップされて、撮影者のメールアドレスに送信される。

Bosco社のデータによれば、ブースで236件の写真撮影が行われたケースでは、ソーシャルメディア上で、その写真が24,200回閲覧されている。つまり、1枚の写真が10人以上に拡散されていることになり、写真フレームに表示される店舗ロゴなどの広告効果も大きなものになる。

Bosco社のビジネスは、各企業の希望によりフォトブースの機能をカスタマイズした上で、設備の一式をレンタルする。写真の出来映えが良くなければ、撮影者と共に写る商品のブランドイメージが損なわれるため、ブースに特別な照明を設置する仕様や、取り扱う商品の形状によってもブースの設計を変更していくのが、同社の特徴である。

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