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フェイスブック上で展開される
リクルート活動の舞台裏
JNEWS会員配信日 2014/11/15

 これからの人材採用では、スマホとソーシャルメディアの活用が鍵となるが、それらの機能を、各企業が自前ですべて用意できるわけではないため、モバイルリクルート向けの各種機能を開発して、クラウドで提供する会社が伸びてきている。

「Work4 Labs」は、フェイスブック上でリクルート活動を行うための各種機能を提供しており、求人企業は、採用者向けのフェイスブックページを公開し、その中で採用計画のスケジュールなどを随時発信しながら、就活中の学生からの応募を受け付けることができる。

フェイスブック上では、同じレベルの学生が“友達”として繋がっているため、従来の求人広告よりもローコストで、質の良い人材を獲得できるのが利点。フェイスブックページ自体は、無料で自由に開設することができるが、リクルート向けの機能はデフォルトでは用意されていないため、Work4 のツールを導入することで、求人活動がしやすくなる。

その中でも、応募者用のフォーム機能は、学歴や職歴、その他の条件を決めて、その項目をクリアーしている者だけが、フォーム上から申込みできるように設定することが可能。さらに、既に働いている従業員の友達リストから、条件に合う人材を自動サーチして、求人情報を表示させることもできるなど、ソーシャルリクルート機能は、日々進化している。

Work4 のリクルート機能を導入するための料金体系は、中小企業向けには、基本コース(月額 49ドル)とプロコース(月額199ドル)、さらに、大量の人材を採用する大企業向けには、要見積もりのエンタープライズコースがある。

同社は、2010年に10人の社員で創業された会社だが、現在は社員数80名までに成長、フォーチュン500社の中でも、60社以上がクライアントとして契約しており、フェイスブック上のリクルートアプリとしては、最も高いシェアを獲得している。

■Work4 Labs
  https://www.work4labs.com/



この記事の主な項目
 ●モバイルリクルート市場の輪郭
 ●フェイスブック上で展開されるリクルートビジネス
 ●リクルート用スマホアプリの開発モデル
 ●スマホで行うオンライン面接の方法
 ●友達人脈を活用したソーシャルリクルート
 ●従業員の友達リストを活用した人材紹介制度の導入
 ●ソーシャルリクルートにおける新たな履歴書の役割
 ●求人倍率の上昇局面に備えた新リクルートビジネス
 ●スマホ起業者向けウェブサイト制作とアプリ開発の潜在需要
 ●ソーシャル社会の信用力として活用されるクレジットスコア
 ●インターンシップを起点とした優良企業のエリート人材採用

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