旅行好きが高じたトラベルハッキングの副業モデル
副業は自由時間を割いて行うことになるため、「好きなこと」をテーマにしないと長続きしないものだが、好きな趣味を追求することで、そこで得た知識や経験を収益化できる道も見えてくる。たとえば、旅行が心底から好きな人の中では「トラベルハッキング(Travel Hacking)」という仕事が生まれている。
トラベルハックとは、世界にある予約サービスやマイレージ特典を駆使して誰よりも安く旅行ができる方法を発見すること。航空券やホテルの予約では、「Kayak」や「Travelocity」のようなアグリゲーションサイトを活用することで最安の旅行ルートを探索することができる。また、航空会社やホテルチェーンのロイヤリティプログラムを研究することで、無料の航空券や宿泊をゲットしたり、座席、部屋のアップグレードも可能だ。
こうしたトラベルハッキングは合法的なもので、旅行愛好者の趣味として行われているものだが、海外出張が多いビジネスパーソンや企業にもノウハウを教えることがビジネスになっている。トラベルハッキングを上手に活用すれば、年間で20%以上の旅費が節約になるためだ。
「Trabel Haching Cartel(トラベルハッキングカルテル)」は、年間に少なくとも20万マイルは旅をするクリス・ギルボー氏によって2009年に立ち上げられたサイトで、有料会員に対してトラベルハッキングのノウハウを教材コンテンツと月刊のニュースレター、最新情報のアラート速報により提供している。
旅費が節約できる航空会社、ホテル、クレジットカードなどの特典プログラムは期間が限定されていたり、ルールが随時変更になるため、タイムリーに通知するアラート速報の内容により、月額会費の体系を月額「12.50ドル」「20.83ドル」「32.50ドル」のコースに分けている。最上位のコースでアラートされる情報に従って行動をすれば、毎年4回(100,000マイル分)の無料航空券を獲得できることが保証されている。
これらの情報は、世界の旅行サイトを隅々までチェックすることでも入手できるが、一般の旅行者はそこまで手間と時間を掛けられないため、同サイトに有料登録することのメリットがある。
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