YouTuber向けホームスタジオと編集プラットフォーム
JNEWS会員配信日 2017/6/30
動画の分野においてもセルフブースの需要は高まっている。趣味や副業として動画を投稿するユーチューバーは世界的に増えているが、彼らは、視聴回数が伸び始めると、動画の撮影環境を充実させようとする傾向が強く、自作のホームスタジオを持つ人も少なくない。
人気のユーチューバーは毎日数本の動画をアップするため、メインの撮影場所とするスタジオは自宅に設置するのが望ましく、撮影の方法にも独自のノウハウが盛り込まれている。たとえば、出演者とカメラマンの一人で二役を担当するのに適したカメラのセッティング、表情が明るくなる照明の当て方、視聴者が聴き取りやすい音声の収録方法、外の雑音が入らない防音対策など、ホームスタジオの裏側では様々な工夫がされている。
ユーチューバーのホームスタジオは、「できるだけ安く構築すること」が課題で、関連機材の開発がビジネスになっている。米オハイオ州トレドにあるWestcott社は、1899年に傘の製造工場として創業。1970年代からは傘の技術を応用した、写真撮影用の照明器具を開発し、特許を取得する形で成長してきた会社だ。
このような照明器具は、プロのカメラマンや映画スタジオの需要が大半だったが、最近ではユーチューバー向けのホームスタジオ照明キットを発売することで、新たな個人客の開拓に成功している。
また、撮影後の動画編集にかかる負担も、ユーチューバーにとっての悩みとなっている。個人差はあるものの、5~10分の完成動画を仕上げるのにも、不要なシーンのカット、テロップや BGM(音楽)の挿入をしていくと、1本あたりの編集には、短くても1時間、長ければ半日以上を費やすこともある。これを毎日続けていくことは、かなりの負担であり、単調な編集作業は外注したいというニーズが生まれている。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です。正式会員の登録をすることで詳細レポートにアクセスすることができます → 記事一覧 / JNEWSについて)
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