JNEWS会員配信日 2015/12/28
個人にとって、これからの収入源は「会社の給料」だけでなく、多様な選択肢を持つことができる。サラリーマンを辞めなくとも、副業として実行可能なプラットフォームは多数登場してきているため、自分が得意とする分野で収益を得ることが可能になってきた。
《個人が収益化できる国内プラットフォーム例》
○個人ブログの収益化 ……(Googleアドワーズ広告など)
○商品の出品販売 ……(ヤフオク、アマゾンなど)
○映像投稿の収益化 ……(YouTube)
○スマホアプリの収益化 ……(App Store、Google Play)
○クラウドソーシングで仕事を受注 ……(クラウドワーク、ランサーズなど)
○空室レンタル、民泊サービス ……(Airbnb)
○ハンドメイド作品の販売 ……(minne、tetote、dクリエイターズなど)
○知識やスキルを教えて収益化 ……(ストリートアカデミー、Cyta.jpなど)
○電子書籍の販売 ……(Kindleストアなど)
これらのプラットフォームでは、月収で100万円を超える成功者も出てきているが、副業から本業へのシフトをしていくには、乗り越えなくてはいけない壁がある。それは特定プラットフォームへの依存度を少しずつ下げていくことだ。
プラットフォームを介した収入は、かなり高い手数料が差し引かれているため、売上が大きく伸びても、実収入が増える実感はそれよりも小さくなる。そして、プラットフォームを離れて、顧客と直接接触できない仕組みになっているのも欠点だ。
顧客からのクレームや苦情があれば、プラットフォーム側が受け取ることになるが、その内容によっては、出品者のアカウントが即時凍結されてしまうことが、成功者に降りかかる最大のリスクとして浮上してきている。
インターネットはもともとオープンな世界だが、プラットフォーム内のビジネスに関しては、運営者が決めたルールに従うしかない従属的な世界だ。そのため、突然の規約変更よって、成功者が築いてきた売上獲得のノウハウが使えなくなってしまうこともある。
人気のアーティストや出品者として、人気に火が付き始めた段階では、そのまま同じプラットフォームだけで活動をするのではなく、類似プラットフォームの併用や、独自サイトの立ち上げにより、収益源を分散化させていくことが重要。それができた時に、ようやく本業のビジネスとして自立できるようになる。
《副業から本業への切り替え》
○収益プラットフォームに会員登録
↓
○副業としてスタート
↓
○人気アーティスト、出品者として火がつき始める
↓
○類似のプラットフォームも活用して収益源の分散化
↓
○独自サイトを立ち上げて、プラットフォームに依存しない 収益モデルの確立
(この内容はJNEWS会員レポートの一部です)
■JNEWS会員レポートの主な項目
●社員への恩恵なき人件費の上昇と影響
●人材不況に対応した採用ルートの開拓
●義務化されていく健康管理への新サービス
●金利上昇に備えた金融再編とFintech開発
●多様化する収益プラットフォームとの関わり方
●ネット社会の理想的なエコシステム構築に向けて
●不動産バブル再燃の主役となるサラリーマン大家
●ミレニアル世代を取り込むリクルートビジネスモデル
●銀行店舗が無くなる日の到来、FinTechの台頭
●医療費の軽減を目的とした栄養カウンセリング事業
■この記事の完全レポート
・JNEWS LETTER 2015.12.28
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
※JNEWS会員のPASSWORD確認はこちらへ
|