副業・スモールビジネス事例集
  
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  クリスマス・イルミネーションの装飾業は、シーズンが11月〜12月に限られるため、冬場が暇になる建設業や電気工事関係者の副業として適している。施工を一度依頼された顧客(店舗や一般家庭)の中では、翌年以降のリピート受注も多いのが特徴
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クリスマス・イルミネーションを装飾する
副業デコレーターの育成
JNEWS会員配信日 2014/2/10

 副業で家電製品などを取り付けている人(インストーラー)の多くは、趣味のDIYで磨いた技術を仕事に活用しているが、本業としての道を目指すのであれば、得意とする専門分野を決めて、プロとして通用する技術を身に付ける必要がある。
インストーラー自体が新しい職種であり、技術の習得方法が確立していないため、プロのインストーラーを育成する事業にも商機がある。

Christmas Decor社は、住宅や商業施設のクリスマス・イルミネーションを設置する業者で、全米からの依頼を受け付けているが、現場の取り付けを担当しているのは、同社のフランチャイズに加盟して技術を習得した人達(デコレーター)である。

クリスマス・イルミネーションの設置は、毎年11〜12月の短期で1年分の収入を稼ぐことができ、冬場が暇になるような、他の自営業との掛け持ちが可能であることかから、穴場的なサイドビジネスとしても注目されている。

FC加盟に必要な費用は 7,900ドル(約79万円)だが、標準的な開業モデルとして、住宅1軒を装飾する料金は 約1,300ドル(約13万円)、そこから照明の材料費、作業員の人件費、広告宣伝費などを差し引いた営業利益(初年度)は 約240ドル(2.4万円)となることが提示されている。

しかし、クリスマスのイルミネーションは、1回だけでなく、毎年の冬にリピート需要があるため、同じ料金設定でも、2年目以降の利益は1軒あたり 約480ドル(利益率37%)にまで上昇するのが特徴。作業員3名の体制で、1シーズンに(実稼働は約50日)に約13万ドル(1,300万円)の売上が期待できるという。

 

この記事の核となる項目

 ●超ニッチ市場で成功するヘリコプターのキットメーカー
 ●IKEAが仕掛けるマイホームのセルフビルド市場
 ●個人開業が可能な高級料理の食材キット販売ビジネス
 ●自家製パン作りの材料を売ることで成功する起業者
 ●ハイテク電子キットを活用した教育ビジネス
 ●DIYインストーラーの個人開業モデル
 ●クリスマス・イルミネーションのデコレーター開業
 ●個人が「メーカー」として起業するパーソナル製造業時代

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