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自宅キッチンからスタートする
パートタイム起業の目指し方
JNEWS会員配信日 2011/2/8

米スモールビジネス協会の統計では、起業者の約半数は創業1年目で失敗し、5年以内に95%が消滅すると指摘している。そのため米政府としても、起業者の成功率を高める策として、いきなり本職を捨てるのではなくて、まずはパートタイムによる起業を奨励しており、各州ではパートタイムビジネスの創業者に対する補助金の支給や、アドバイザーの紹介などを行っているほど。スモールビジネスとパートタイムビジネスとは、次第に同義語の扱いになってきているのだ。

 それでは具体的に、どんなことをテーマに起業を考えれば良いのかは、人それぞれの得意分野や、興味の方向によっても異なるが、料理が上手な人ならば、自宅のキッチンからスタートする起業スタイルもある。新しいタイプの料理人として注目されているのが、「アルチザン(Artisan)」と呼ばれる人達で、自家製の家庭料理を職人的なこだわりで製作することを指している。

近頃では、一般のレストランやスーパーでも、化学調味料や保存料を含まない、ハンドメイドによる安全な食品が好まれていることから、個人の料理人から、焼きたてのパン、ピザ、サンドイッチ、チーズ、ジャム、アイスクリーム、チョコレートなどを仕入れるケースが増えてきている。

これらは「アルチザン・フード」という分野の市場を形成してきており、大手食品メーカーの工場では生産できない、ニッチで付加価値の高い加工食品として、掘り下げ方次第では、様々な商品を生み出すことができる。我が家に代々伝わる家庭料理を、地元の有名レストランに卸すことや、オンラインストアーで販売することも、パートタイムのビジネスとして成立するのだ。

《アルチザン料理人のビジネスモデル》

 

アルチザン料理人の起業当初は、自宅のキッチンを利用するとしても、注文が増えてくれば、もっと広くて本格的な調理施設が必要になってくる。そこでビジネス(商用)を目的としたい、個人の料理人を対象にした「レンタル厨房」の施設も、関連の新ビジネスとして登場してきている。シカゴにある「Kitchen Chicago(キッチン・シカゴ)」はその一つで、商用に適した衛生基準をクリアーして、設備が充実しているプロ向けの厨房を、24時間いつでもレンタルすることができる。


この記事の核となる項目
 ●パートタイムビジネスによるチキン起業家の登場
 ●米国で人気化する Google Voiceを活用した副業
 ●キッチンからでも始められる起業モデル
 ●紹介販売を応用したワインコンサルタント
 ●在宅開業できるオークション・アシスタント
 ●eコマース代行ショップ経営モデルの長短
 ●時間と場所の制約を受けない起業奨励への流れ
 ●日本の起業生存率について
 ●米国で注目されるパートタイム起業のテーマ例
 ●残業から副業へ変わるエリートサラリーマンの生計モデル
 ●クラウドワーカーが変えていく労働市場と社会事業の方向性
 ●趣味と実益を兼ねた「本業+副業」のマルチワークスタイル
 ●副業として家賃収入を得る大家業の実態と物件管理の業界構造
 ●シングルタスクからマルチタスクへ変わる時間管理と働き方
 ●ノーリスクで副収入を得るための着眼と長続きする副業の条件


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