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オンラインショップがリアルショップへと
転換するポイント
written in 2004/9/1

 オンラインショップという業態は個人からでも少ない資金でスタートできる起業テーマとして瞬く間に広がった。しかし順調に売上を拡大し続けていくと、バーチャル(無店舗)であることの利点が次第に薄れて、リアルショップと同様の財務体質へと変化していってしまう点に留意しておく必要がある。

もちろん店舗にかかる負担は少なく、全国を商圏とできる利点は大きいが、ショップのフロント部分であるWebサイトより後方の部分では、実店舗と同様またはそれ以上の負担がかかってくるのも事実である。オンラインショップ運営の負担がどのあたりから顕著に重くなるのかといえば「在庫を保管するための倉庫が必要になった時期」と答えるショップ経営者が多い。

ショップの立ち上げ段階では、まだ売上高は小規模であるため、仕入れておくべき在庫は、常に自分がPC画面に向かってサイト運営をしている仕事場(自宅の一室や小さなオフィス)に保管しておくことができる。ショップ店主が常時在庫を見ながら仕事をすることは、不良在庫や欠品を出さないためにも非常に大切なことなのだ。また(受注→梱包→出荷)という一連の作業も店主自らが同じスペースでできるために、人件費の面でも無駄なコストがかからない。

しかし月商が1千万円に届こうかという辺りになると、狭い現在のオフィスだけでは在庫を保管しきれなくなるために、倉庫を確保する必要が生じてくる。ここがオンラインショップとしての大きな転換期と考えたい。
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この記事の核となる項目
 ●倉庫での在庫管理は実店舗経営と同じ感覚を持つこと
 ●オンラインショップで次第に負担が重くなるリアル業務の作業工程
 ●ローテクなままのピッキング作業〜梱包業務について
 ●オンラインショップが通販会社化していく懸念
 ●売上が大きくなるほど重くなる物流コストの仕組みと改善策
 ●成長とシェア率を重視するオンラインショップ間の提携戦略


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