スモールeコマースの価値を高める方法と評価基準
JNEWS会員配信日 2017/8/27
海外では売上が100万ドル(1億円)前後のeコマースサイトはスモールビジネスの売買案件として人気があるが、欠点も指摘されている。独自に運営されているサイトは、ページの構成、商品検索、注文・決済機能などの作り方が自己流で、ゼロから作り上げた制作者(創業者)でなければ、引き継ぐことが難しい面がある。そのため近頃では、世界共通のプラットフォーム上で販売実績を高めているECビジネスのほうが買い手からの人気が高くなっている。
「Amazon FBA(フルフィルメント)」によるオンライン販売ならば、アマゾンに商品在庫の保管から注文処理・出荷・配送・返品対応までのカスタマーサービスをすべて任せることができるため、日々のオペレーションに必要な人員を最小限に抑えることができる。また、商品の売れ行きによっては、米国、英国、ドイツ、日本などにある、世界のAmazon物流センターを通して販路を広げられる。そのため、Amazon FBAで販売実績を伸ばしたビジネスは買い手が付きやすく、副業者が購入するケースもある。
「Empire Flippers」はオンラインビジネスの売買仲介を専門に行っているサイトだが、その中でもAmazon FBAは、売上実績、ページビュー、商品評価(ユーザーレビュー)などが正確に把握できるため、人気の事業物件になっている。
※Empire Flippersで売買取引されている事業案件
Amazon FBAビジネスに対する査定評価は、売上高から仕入原価や経費を差し引いた、月間の実利益が基準になっている。この実利益に対して、販売実績のある年数や売上の成長カーブから判定された倍率が掛けられる。それに、商品在庫の保有高(仕入原価)を加えた金額が「売却の適正価格」として導き出されている。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です。正式会員の登録をすることで詳細レポートにアクセスすることができます → 記事一覧 / JNEWSについて)
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