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雇用から委託契約型への変化で 需要が拡大する家事代行業
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written in 2003.3.29
家電業界において秘かな人気商品となっているのが「食器洗浄機」である。忙しい主婦が、日々の食器洗いから解放されたいという理由と、食器洗浄機の性能向上が相まって売れ行きを伸ばしている。
旧経済企画庁の調査によれば、家事労働に対する賃金を評価すると年間約400万円で、全国の世帯数でみれば 116兆円の規模になるという。これをすべて商業的な市場として捉えることはできないが、対価を支払って家事労働の一部を代行してもらうことへの心理的抵抗は少なくなっている。
そこで今後の成長分野として注目されてくるのが「家事代行業」である。家事代行の中には、日常の買い物代行や食事の支度、子供の世話、庭木の手入れなど、家事全般の仕事が含まれる。便利屋的な仕事もあるが、対応するサービスの間口を広げることにより、顧客からの依頼は受けやすくなる。これらは労働集約的な仕事であるため、一人あたりの生産性はそれほど高くないものの、パート的な仕事を探している主婦や、定年退職後の元気な熟年層の中で働ける人達を上手に動かして事業化することも不可能ではない。
●家政婦紹介業の仕組みと問題点の解説
●需要が拡大するハウスキーパーの役割
●企業向けアウトソーシング事業としての便利屋的代行サービス
●共働き世帯が健康志向で選ぶパーソナル・シェフサービス
JNEWS LETTER 2003.3.29
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