自宅インテリアを3D画像でコーディネートするサービス
新築や賃貸で入居した部屋のインテリアを決めるのにはセンスと手間が必要になるもので、専門家にインテリアコーディネートを頼めば高額の費用がかかってしまう。そこで、2019年1月16日からスタートした「KAREN(カレン)」というサービスでは、依頼者の間取りに合ったインテリアを3Dイメージで提案するオンライン型のインテリアコーディネートサービスを提供している。
このサービスでは、依頼者が提供する部屋の写真や間取り図を元に、プロのインテリアコーディネーターが3D画像を作成して提出する。1部屋あたりのサービス利用料(コーディネート料)は7,980円と低価格で、この中には1回までのデザイン修正代も含まれている。コーディネートを担当するのは、応募倍率20倍の選考を経て、専門学校でインテリアデザインを学んだり、デザイン事務所での勤務経験があるフリーランスが担当する。また、コーディネートされた家具の調達は、提携先の家具ショップが紹介されて、通常よりも5~30%OFFで購入することができる。
近年では、InstagramやPinterestなどの写真をみて、自宅インテリアの参考にする消費者が増えている。しかし、部屋の間取り、壁や床の材質や色彩などの条件は物件毎に異なるため、素人がイメージ通りのインテリアを再現することや、コーディネートの条件に合った家具を探すことも難しい。そこで、安価な料金で部屋の全体的なコーディネートから家具の選定、購入先の紹介までを行うサービスへの需要が生じている。
■この記事に関連したJNEWS会員向けバックナンバー
・遊休不動産の価値を高めるインテリアコーディネート仲介ビジネス
・買い物下手な男性に向けた服の売り方とサブスクリプション販売
・スモールビジネスとして手がけるファッションコーディネート
・身の回りの買い物をアシストするパーソナルアシスタントの役割
・インテリア業界がら学ぶ「商品選び」という専門職への着目
※アクセスにはJNEWS会員ID、PASSWORDが必要です。
JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料による情報提供をメインの活動としています。 JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。