「ワークスペーシー」は、レンタルオフィス、レンタルスタジオ、レンタル自習部屋などレンタルスペースの運営を自動化できる無人システム。タブレットにインストールするアプリによって、入室管理、ドアの解錠、料金決済などが行える。
レンタルスペースの無人受付アプリ「ワークスペイシー」

JNEWS
2018/11/2

 レンタルオフィス、レンタル会議室、レンタルスタジオ、レンタル自習室など、目的別のスペースを時間単位で貸し出すビジネスは、遊休物件を持つオーナーやサラリーマンの副業としても全国的に流行ってきている。ただし、経営上のネックとなるのが、利用者の入室受付を行うスタッフの人件費である。レンタルスペースは営業時間が長いほど売上期待値は上がるが、人件費も嵩むことになる。

そこで、ワークスペースのシェアリング事業を展開する株式会社スペイシーでは、レンタルスペース運営に必要な本人確認・入退室管理・決済機能をオールインワンで搭載した無人受付システム「ワークスペイシー」を2018年10月から提供している。

このシステムは、Androidタブレットのアプリ上で本人認証を自動化できる顔認証機能が実装されており、会員登録をした利用者の入退室管理やドアの施錠、レンタル料金の決済などを自動で行うことができる。そのため、飲食店や学習塾などでも、営業時間外のアイドルタイムを無人で収益化することも可能になる。ワークスペイシーの導入には、7インチ以上のAndroidタブレットを用意して、無料アプリをダウンロードするだけで、初期費用や月額の固定料金はかからない。スペースの利用実績(売上)に応じてシステム手数料のみが課金される仕組み。

このシステムを提供する株式会社スペイシーは、レンタルスペースのマーケットプレイス「スペイシー」を運営しており、首都圏を中心とし約5,000室の会議室や研修施設、また40箇所で1,000席のワークスペースを扱っており、利用会員数はビジネスパーソンを中心に14万人を獲得している。

レンタルスペース無人受付アプリ「ワークスペイシー」

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