旅行荷物を「預ける人」と「預かる場所」の仲介サービス
2017/04/26
2017年1月から東京都内エリアからスタートした「ecbo cloak(エクボクローク)」は、「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」とを繋げるシェアリングサービスを提供している。外国人旅行者などが、観光中の大きな荷物を預かってもらえる店や施設をアプリから見つけることができる。
荷物を預かる料金は、通常の旅行バッグサイズが1日300円、スーツケースのサイズが1日1,000円。荷物を預かる場所としては、飲食手、小売店、他サービス業の店舗など多様なスペースが想定されており、提携希望の店舗が募集されている。荷物を預かる店舗にとっては、観光客が集まりやすい拠点として、本業のサービスに活かせる利点がある。
2017年4月からは京都でのサービスも開始して、着物レンタルショップ、リラクゼーションサロン、美容室、アパレルショップなど、約20店舗が加盟している。京都市は2020年度末までに、外国人宿泊客数で年間300万人の達成を目指しているが、現状では駅周辺のコインロッカーのうち大型のスーツケースが入るものは約200個しかない。旅行者が「ecbo cloak」の加盟店を起点に、京都観光を楽しめるようにすることを目指している。
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