「Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)」は、玄関ドアに専用のデバイスを取り付けることで、スマートフォンからの施錠・解錠ができるようになる。さらにオプションの「Qrio Hub」を加えれば、外出先からも鍵の遠隔操作ができる。
遠隔からの解錠、施錠を実現する「Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)」

2016/12/06

ソニーが出資する、スマートホームを事業テーマとしたベンチャー企業のQrio株式会社では、遠隔から家の解錠と施錠ができる「Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)」を発売。家の玄関ドア(サムターン部)にスマートロックのデバイスを取り付けることで、鍵の操作はスマートフォンから行えるようになり、ゲストと期間限定の電子鍵を共有することも可能。さらに、「Qrio Hub(キュリオハブ)」を自宅のコンセントに差し込むことで、勤務先の会社や外出先からでも、玄関ドアの解錠・施錠を遠隔操作できるようになる。


このスマートロックシステムは、アイデア次第で色々な活用方法が考えられる。たとえば、airbnbのような民泊サービスでは、オーナーが宿泊者に鍵を渡す作業が面倒だったが、このシステムを利用すれば、キーレスで入室と退出の管理を行える。シャアハウスでも、入居者全員に合い鍵を渡す必要がなく、電子鍵のシェアをすればよい。賃貸物件の内覧でも、不動産業者は大家にその都度、鍵を借りに行かなくても、遠隔操作で鍵を開けてもらえる。
スマートフォンからの施錠・解錠が可能になる「Qrio Smart Lock」の価格は18,000円。外出先などからも遠隔で鍵の操作ができる追加デバイスの「Qrio Hub」は8,800円。どちらも、特別な工具や工事などは必要なく取り付けができる。

■Qrio Smart Lock
  https://qrio.me/smartlock/

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