知的財産ビジネス事例集
  
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  オークションでブランド品を売る際に、本物であることの証明書を付ける第三者鑑定サービスが登場している。ブランドメーカーが認証したものではないが、プロの鑑定士による証明書が付くことで、1〜2割以上高い落札値が付くこともある。
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オークション出品するブランド品の
価値を高める第三者鑑定サービス
JNEWS会員配信日 2016/3/3

 海外では、高級ブランド品の真贋を鑑定する第三者サービスが登場してきている。「Authenticate My Bag」は、ルイヴィトン、シャネル、エルメスなどのバッグを専門に鑑定している業者だが、eBayに出品される商品を対象にしてオンラインで真贋判定をしているのが特徴だ。

自分が所有するバッグを売却したい人は、同社の鑑定を受けて「本物」であることの認証を取得してから、eBayに出品することで商品の信用力を高めることができる。

オンライン鑑定の方法は、バッグの前面、後部、側面、底、製造番号の刻印、箱や付属品など、指定された部位の写真を撮影して、電子メールで送付すると、48時間以内に結果が判定される。

鑑定料金は、ブランドによっても異なるが、エルメスが最も高くて、オンライン鑑定のみのコースが30ドル、正式な書面で鑑定書を発行するコースが75ドルとなっている。この金額は、1万ドル以上の価値があるバーキンを売る人にとっては1%未満のコストであり、それで落札価格を高めることができるなら安いという考え方がされている。

このようなオンライン鑑定サービスは、その他にも登場してきているが、大半は個人や少数の鑑定士グループによるスモールビジネスとして行われている。グループは、必ずしも同じオフィスに勤めているわけでなく、高い鑑定技術を持つ者がオンラインで集まり、各自が得意とするブランドの鑑定を分担するような方式もある。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です→記事一覧



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