サラリーマンと副業の仕事を兼業するスタイルには 、時間の使い方によって水平型と垂直型がある。しかし労働時間を増やすパラレルワークには限界があり、決められた時間の中で収益を最大化するための発想転換が必要になる(JNEWSについて
兼業で時間収益を最大化するフリーランスの働き方

JNEWS
JNEWS会員配信日 2019/5/28

 2019年4月から適用されはじめた、働き方改革関連法により、国としても労働者の副業・兼業を推進する姿勢が明確となった。厚生労働省が企業向けに作成している「モデル就業規則」の中では、「副業・兼業」の規定が加えられて、勤務以外の時間帯をどのように利用するのかは、労働者が自由に決められることが明記されている。これにより、サラリーマンでも、様々な副業にチャレンジすることが可能になる。

複数の仕事を持つ「パラレルワーカー」は珍しいことでは無くなるが、1日、1週間単位で働ける時間には制約があり、パラレルキャリアを形成して収入を伸ばしていくには、時間の使い方についても発想転換をしていく必要がある。

一般的に、複数の仕事を掛け持ちしていく方法としては、「水平型パラレルキャリア」と「垂直型パラレルキャリア」の2種類があるが、いずれもトータルの仕事時間は長くなり、下手なやり方をすれば、身体を壊すことになってしまう。

《パラレルキャリアの形》

パラレルワークの働き方して最も危険なのは、正社員としての仕事の他に、時間給のアルバイトを加えて、両方の雇用主から拘束される時間を増やしてしまうことである。これでは、労働時間を増やすことでしか、収入を伸ばせる道は無く、疲労が溜まるだけで、貧困から抜け出すことは難しい。この状況は、国が行う、副業・兼業の実態調査の中でも明らかになっており、「雇用関係あり×雇用関係あり」の仕事を掛け持ちする者は、「雇用関係あり×雇用関係なし」で2つの仕事を行う者よりも、トータルの平均年収が低い。

《副業者の年収分布》

サラリーマン+αの副業テーマは、雇用関係の無い個人事業者としてのビジネスを手掛けたほうが、収入を伸ばせる可能性は高いが、さらに効率的な兼業の形も登場してきている。これは、個人事業者とクライアントとの契約関係では、働き方の制約を受けることは無いため、関連性のある2つ仕事を同時に並行して行うものである。令和時代に形成されるギグエコノミーの中では、柔軟な仕事の受注形態が増えているため、自分のスキマ時間に稼げる収益を最大化するためのアイデアや工夫も重要になってくる。

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