起業家のための成功法則
  
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  華々しく株式公開を果たすITベンチャー企業の影では、上場にまで辿り着けない“死に体”企業の転売取引が進んでいる。ベンチャーキャピタル等の投資家は「もはやこれまで」と見切った未上場企業の株式をかなり強引な手法で処分する。
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未上場企業の株をめぐるトラブルと
“死に体”企業の転売ゲーム
written in 2005/2/20

 ライブドアのニッポン放送買収劇は、株式会社と株主とのシビアな関係を改めて再確認させる形となったが、これは中小企業の経営においても他山の石としておくべき事件である。株式会社を設立した後の、経営者(社長)と株主との間のトラブルは上場企業に限らず、創業間もないベンチャー企業でも頻繁に生じているものだ。

株式会社の仕組みは、資金を提供する株主が会社のオーナーであり、経営陣が株主から経営を委託されて運営にあたっている。株主(オーナー)は会社が稼ぎ出した利益の一部を配当として得るか、会社の評価額(株価)が上昇することで出資に対するリターンを得るわけだ。

従来の中小企業の多くは、創業した社長が会社の株をすべて所有していることから(経営者=会社の所有者)としての権利が守られているが、ITバブルの波に乗って設立されたベンチャー企業の中には、友人や知人、ベンチャーキャピタルからの出資を得て創業した会社が増えているため、会社の権利関係がかなりややこしくなっている。

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この記事の核となる項目
 ●友人間で共同出資された会社によくあるトラブル
 ●引き取り手のない“死に体ベンチャー企業”の株式
 ●会社を辞めるリスクを取らずに“株主”となって起業する方法
 ●加熱する企業再生ビジネスの仕組みと不足する再生請負人


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