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既存流通の盲点をついた
「金庫」のオンライン販売の視点
事例:姫路屋金庫
written in 2001.6.17

 「株式会社姫路屋金庫」は、姫路城の近隣に店舗を構え、「金庫とレジスター」一筋に県内の金融機関を顧客にもち、バブル崩壊までの80年余りを安定した経営で商売を営んできた小さな金庫販売業者である。

銀行の金庫扉の取り付けといった建設業的な業務や防犯カメラの設置が収入の多くを占めたが、最近の金融再編の動きから売上が激減。最盛期の半分にまで落ち込むほどで経営の屋台骨が揺らぎ始めるといった状況に陥る。

売上減少が深刻となり将来が危惧される中、設備投資資金もなく、これまでは金融機関としか取引がなかったため、新規顧客を開拓するにも有効な販路を構築できておらず、一般企業への売り込みは思うように進展しない。そんな状況の中で一縷の望みにすがり耐火金庫をネットオークションに出品した。1週間で4台が売れた。

そこで2000年10月、代表取締役である吉田氏自らホームページを作成、事業主相手だけでなく一般消費者に目を向け始めた。売れているオンラインショップを参考にノウハウを蓄積していった。その甲斐あって、現在オンラインからの売上は月商500万円。実店舗では従来からの商売を含めて 1000万円であるから、売上全体の1/3をネット通販から稼ぎ出していることになる。現在も毎月10%の成長ペースでオンラインからの販売実績が拡大しているという。

●金庫販売の零細業者が危機感からネット進出
●インターネットで金庫が売れる理由
●金庫販売から学ぶ、成功するオンライン販売手法
●オークションサイトから顧客を誘導する方法について
●実店舗経営者によるオンラインオークション活用策と裏技

<この記事の完全情報>
JNEWS LETTER 2001.6.17
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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2001年6月17日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
 
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