ゆとり世代の仕事の価値観と高年収稼ぐリモートワーク

JNEWS会員配信日 2016/11/27

 仕事を決める上での希望や条件は人によって異なるが、すべてが100点満点という職業は無いため、各自が優先順位を決めて、それに該当する就職先を選んでいくことになる。その価値観は、昔と今とでは大きく変化してきている。

米国では、2000年以降に成人した「ミレニアル世代(1980年生まれ以降)」が、新たな価値観を持つ新世代として注目されているが、日本では「ゆとり世代」という括りのほうがピンとくる。文科省が方針転嫁した“ゆとり教育”の中で育ってきた世代のことを指し、1986年以降に生まれた世代(現在の30歳以下)が該当する。

就職情報誌のマイナビが、2017年の大学新卒者を対象に行った「就職意識調査」の中でも、収入や出世のために働きたいという意識よりも、「楽しく働きたい」「個人の生活と仕事を両立させたい」という価値観のほうが圧倒的に高い。

《大学新卒者が優先したい就職感》

・楽しく働きたい……29.9%
・個人の生活と仕事を両立させたい……24.5%
・人のためになる仕事をしたい……17.7%
・自分の夢のために働きたい……10.8%
・社会に貢献したい……6.5%
・プライドのもてる仕事をしたい……6.4%
・収入さえあればよい……2.8%
・出世したい……1.4%
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※2017年3月卒業見込みの大学生が調査対象
※出所:2017年卒マイナビ大学生就職意識調査

こうした若者の価値観は、時代の合わせ鏡でもある。終身雇用が崩壊してからは、社内で出世を目指すことのメリットは薄れて、上司との人間関係に神経をすり減らすよりは、自分の好きな分野で専門性を伸ばしていったほうが賢い。

ただし、ミレニアル・ゆとり世代の若者が、“収入”にまったく無頓着でいられるわけではない。背景にあるのは、大学授業料の高騰で、教育ローンや奨学金の債務を抱えながら社会人になる若者が増えていることである。大学卒業までにかかった教育費用は、社会に出てから回収して、高いリターンを得なければいけないという意識は、エリート人材ほど高くなっている。

そのため、収入とワークライフバランスを天秤にかけながら、好条件の会社に転職を繰り返すスタイルが、これからは普通になっていくだろう。米労働省が行った調査では、米国で1980年~1984年生まれの大卒者(男性)は、28歳までに平均で7つの職業、女性の大卒者は8つの職業を経験している。これは、同年齢・高校中退者の職業経験数よりも多い。

こうした状況の中で、これからの人気職として注目されるのが、在宅勤務のリモートワークが可能で、かつ、高収入を稼げる職業である。従来の在宅ワークでは、“自宅で柔軟に働ける”メリットと引き替えに、収入の面では妥協しなくてはいけない職種が多かったが、これからはリモートワークの環境が進化することで、在宅勤務で年収1千万円を目指せる職種も増えてくる。

さらに、こうした仕事はフリーランスとしての起業にも適しているため、有能な人材は、起業している時期と、好待遇の在宅社員として勤務する時期を数年サイクルで繰り返すような、これまでとは違ったキャリアの重ね方も考えられる。では、具体的にどんな職種で高年収のリモートワークが行われていくのか、その特徴を見ていきたい。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です記事一覧 / JNEWSについて

JNEWS会員レポートの主な項目
 ●医療分野で求められるリモート医師の役割
 ●保険会社との提携で急成長する遠隔医療マーケット
 ●遠隔医療ビジネスが生み出す新たな雇用
 ●リモートワークで変わる士業の就職ルート
 ●リモートワーカーの立場と待遇、新たなキャリアプラン
 ●リモート人材の価値を分けるスキルの磨き方
 ●ビデオ画面を活躍の場とするスペシャリスト
 ●人工知能に負けないリモート人材の特徴
 ●働き方改革による在宅勤務制度導入に向けたノウハウ開拓
 ●ミレニアル世代がリーダー役となるワークスタイルの変革

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JNEWS LETTER 2016.11.27
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