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  「街コン」は、前払い制の参加チケットを売るための方法により、集客数と採算性が変わってくる。最近では、コンビニでの情報端末からでも、中小のイベント主催者がチケットを発券することが可能になり、収益化がしやすくなっている。
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チケット販売ノウハウで変わる
街コンイベントの集客と採算性
JNEWS会員配信日 2013/7/6


 婚活と地域振興を兼ねたイベントとして全国に「街コン」が広がっている。従来の少人数による合コンとは異なり、最低でも100名以上の男女が日時を決めて集うイベントである。

運営のスタイルには幾つかあるが、スタンダードなのは、同性2名以上が1組となり、イベントに協賛している複数の飲食店を食べ歩きながら、異性のグループと交流する方法だ。何枚かの綴りになっているチケットを事前に購入して、協賛店舗でチケットを渡せば、料理の提供と出会いのサポートをしてもらえる。

飲食店にとっても、街コンのイベントに参加することは、新規の客を呼び込むことに役立つことから、店主達は積極的に関わるようになり、その仕組みは全国各地に普及してきた。



街コンを主催するのは、各地域の商店会やイベント会社などが、その成果には差がある。街コンを成功させるポイントとして、チケットの売り方が最も重要だ。

男女合わせて数百枚のチケットを、街コン当日までに売り捌く必要があるが、関係者に販売ノルマを設定するような方法では、参加する店舗や協力者が減ってしまうし、義理でチケットを購入する人達ばかりになってしまい、街コンを継続的なイベントとして定着させることはできない。

幸いにして、最近ではブログ、ツイッター、フェイスブックなどで告知をすることが容易となり、街コンに関心のある男女を引きつけることはできる。あとは、チケットを販売して代金を回収するまでの流れをどのようにするかだ。

ネットから申込みを受け付けるのは定番だが、リアルな場で行われるイベントの参加者は、すべての人がパソコンが使える環境にあるわけではない。そこで、コンビニ端末に設置されている情報端末から、チケットを発券する方法がある。近頃では、メジャーアーティストのコンサート・チケットと同じようにして、ローカルな団体や個人が主催するイベントのチケットも売ることが可能になってきた。

それにより、街コンに限らず、様々なイベントを企画して、チケットの販売により収益化する道も見えてくる。同窓会、結婚式の二次会、ワインの試飲会やグルメ会、各種のセミナー、ワークショップ、ネットのオフ会、アマチュアのスポーツ大会など、チケット化することにより収益化がしやすくなるイベントはたくさんある。

《街コンの集客と決済ルート例》

 



この記事の核となる項目
 ●個人でも実現できるチケット販売委託の方法
 ●チケット制で収益化するイベント事業の視野
 ●リアルイベントを支援する集客〜決済プラットフォーム
 ●街コンを進化させた食事会イベントの運営方法
 ●家庭料理でゲストを招いた食事会の収益モデル
 ●寄付金を集めやすくするチケッティング・モデル
 ●プレミアムチケットの新しい売り方
 ●チケットのソーシャライズとアフィリエイト報酬について
 ●スポーツと食事会で仲間作りを支援するソーシャルビジネス
 ●ソーシャルな友達人脈を販路としたホームパーティビジネス
 ●貰う側の合理性を追求した米ギフト市場の再販・交換サービス
 ●音源からチケット販売へ転換する音楽業界のビジネスモデル
 ●高級サービスをウリにした隠れ家的商売と自宅店舗の採算


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