日本で「中小企業」というと従業員が300人未満の会社を指しているが、ニュージーランドの中小企業は「Small and Medium-Sized Enterprises(SME)」と呼ばれており、経済開発省の定義では、「19人以下の 従業員を抱える企業」とされている。
2010年7月に同省から発表となった報告書 「SMEs in New Zealand: Structureand Dynamics 2010」によれば、NZ国内全企業のうちSMEが占める割合が2009年には 97.2パーセント(46万3,278件)で、ほとんどの会社が、日本でいう“零細企業”である。OECD諸国の起業について調査・比較した統計の中でも、ニュージーランドは従業員が9名以下の会社が9割を占めていることがわかる。
これは正式会員向けJNEWS LETTER 2011年8月10日号に掲載された記事のサンプルです。
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