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知識を売り物にするQ&Aサービスの
事業モデルと増える法人需要
written in 2005/9/1

「わからないことはネットで調べる」という習慣はここ数年で急速に浸透した。サーチエンジン機能の向上によって、調べたいキーワードを入力すれば該当する情報が即座に一覧されるし、掲示板やコミュニティ内で質問を投稿することでも一般ユーザー達からの回答が得られるのは便利だ。国内でのナレッジ・コミュニティとしては、「Yahoo!知恵袋」「OKWeb」「はてな」などが有名で、いずれのサイトでも“質問者”と“回答者”とのやり取りによって各分野の豊富なナレッジ(知識)がデータベースとして蓄積されている。

質問内容は広範囲にわたっていて、昨晩のテレビ番組で紹介されていた健康食品の購入先についての質問から、結婚や子育て、転職問題などの人生相談や法律的な相談まで多様だ。一人の質問者の投稿に対して、複数の回答者が様々な視点や角度からのアドバイスや情報提供を返してくれる「相談の場」は、これまでのリアルな環境の中では、なかなか得られなかったものだ。

Q&Aサービスの活用は個人の私的な疑問解決に留まらず、企業ユーザーにまで及んでいる。「わからないことを質問すれば、すぐに回答がもらえる」という問題解決の方法は、従来のコンサルティング的な専門家指導よりも気軽に利用できるために企業のトラブル解決策としても魅力的だ。ただし本物のビジネスユースに耐えうるだけの専門的な回答を返せるQ&Aサービスはまだ少ないため、この分野にはまだ発展の余地がある。真面目な質問者にとっては、必ずしも「無料で利用できるから便利」というわけではなく、正当な報酬を回答者に支払ってでも「信頼できる回答がもらいたい」というニーズが少なからず存在している。そこで「質問に回答すること」が本格的な事業として成り立つ道を考えてみたい。
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この記事の核となる項目
 ●オンライン相談〜有料ヘルプデスクサービスへの進化
 ●事業として成立する電話によるヘルプデスクサービス
 ●専門分野に特化して差別化をはかる有料相談サービスの特徴と傾向
 ●専門技術分野における有料相談サービス
 ●医療・健康分野における有料相談サービス
 ●結婚から離婚までの家庭的問題を有料アドバイス
 ●休眠中の有資格者をエキスパート集団として組織化する事業プラン
 ●国家資格を眠らせている在宅主婦を活用した相談ビジネス
 ●間違った知識の氾濫で求められる食品情報のスペシャリスト
 ●年収100万円時代に価値あるナレッジワーカーとして生き残る術
 ●「相談」サービスを事業化するための視点と商品価値の高め方
 ●電話料金の低価格化で市場が広がる有料相談サービスの動向


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