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増える海外生活希望者に向けた 業界動向と生活支援サービス |
written in 2003/10/14
「いつかは海外で暮らしてみたい」と憧れている日本人は多い。仕事や旅行で海外への渡航経験のある人は増加しているが、日本とは異なる生活習慣や文化に触れると、何かと息苦しさを感じる狭い島国の中で一生を終えるよりは、もっとグローバルな視点で人生設計をしてみたいと考えることもある。またビジネスでも、海外出張や海外赴任は珍しくなくなっていることもあり、海外での生活はより身近なものとなっている。
外務省の統計によれば、海外で暮らしている日本人の数は約87万人で、10年前と比較すると20万人近く増えている。この値は海外に3ヶ月以上の長期滞在する際に、外務省への提出が義務づけられている在留届を元に算定されたものだが、実際には届けを出していない人も多く、このままのペースで海外在留者が増加すると、2006年にはその規模が 100万人を超えると予測されている。そんな海外生活希望者に向けた支援サービスに成長の兆しがある。
《海外に在留する日本人の推移》
| 長期滞在者 | 永住者 | 総数 |
平成元年 | 340,929人 | 246,043人 | 586,972人 |
平成5年 | 432,703人 | 254,876人 | 687,579人 |
平成10年 | 510,915人 | 278,619人 | 789,534人 |
平成14年 | 587,936人 | 285,705人 | 873,641人 |
※長期滞在者は3ヶ月以上海外に滞在している日本人、
永住者は滞在国の永住権を持つ日本人のことを指す。
●海外移住ができる国とビザの関係
●海外生活における永住権取得までの仕組み
●日本人をターゲットにしたリタイアメント移住制度
●海外渡航者が増えることで広がる海外生活サポート業
●世界的に需要が拡大する移民コマースのサービス内容
●海外サイトからの買い物を支援する商品転送サービスの仕組み
●外国人の就労を可能にする在留資格の仕組みと雇用の実態
JNEWS LETTER 2003.10.14
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