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趣味の専門市場に特化した
環境（スペース）の賃貸ビジネス
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written in 2003/9/13
賃貸収入というのは基本的に不労所得であるため、アパート経営などは資産の有効活用策として古い時代から人気の高い。先頃ベストセラーとなった「金持ち父さん貧乏父さん」の中でも、資産を築くための方法としてアパート、マンション投資を奨めていたことから、副業としての不動産賃貸ビジネスに興味を抱いた人も多いことだろう。
しかし不動産が投資の対象となったバブル景気以降、アパートやマンションの供給量は全国的に増えて、地域によっては既に飽和状態に陥っている。つい最近までマスコミの話題をさらった都心部の高級賃貸マンションでも、空室率が10％程度にまで上昇して賃貸市場全体の相場が崩れる懸念も業界内では心配されている。
賃貸ビジネスというのは「貸す側」と「借りたい側」との需給が均衡していてこそ成り立つが、供給量が増えてバランスが偏ってしまえば賃貸の相場は崩れてしまうのが常である。そんな場合には、他の人がまだ目を付けていない分野の賃貸物件に乗り換えてみることで新しい活路が見つかることもある。アパートやマンションに限らず、様々な分野において「場所を借りたい」というニーズは潜んでいる。
そこで既存の賃貸ビジネスから少し視点を変えて、今後のニーズが見込まれそうな趣味分野における新しい“スペース貸し”ビジネスの動向を追いかけてみよう。
●賃貸ビジネスの採算性について
●マンション投資に対する利回りの考え方
●趣味の環境を提供するレンタルスペース事業の動向
・貸し窯サービス
・貸し温室サービス
・昆虫/動物飼育のレンタルスペース
・貸しDIY工房、作業場レンタル
・勉強のための貸し自習室
●遊休設備を活用したレンタルスペースの採算性
●趣味市場に向けた機材のレンタル動向
●副業として考える24時間コイン式駐車場経営の採算性
●“売る”から“貸す”への転換で収益を向上させるレンタル事業
JNEWS LETTER 2003.9.13
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