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古書籍の適正取引価格を決める
オンライン鑑定の仕組み

 不動産はもとより、家具や美術品、玩具、そして会社や個人の能力までもが、いまや「鑑定」の対象になっている。鑑定と一口に言っても、中古品の値段評価から、物の価値を客観的に裏付けるもの、あるいは血縁関係の証明、犯罪の立証と、その目的も多種多様になっている。そこには鑑定サービスという市場が存在している。

 鑑定ビジネスというと、よく知られた分野として美術品やアンティーク家具、コレクション等いわゆる「お宝品」の鑑定がある。これらの多くは、骨董品店や小売店が品物を買い取りのために査定・鑑定することがほとんどで、鑑定のみをビジネスとしている例は、不動産鑑定を除けばほとんど国内で見られない。

しかし、オンラインオークションの普及により、出品された物品、出品しようとする物品の適正な価値(価格)を客観的に確かめようとするニーズが増えてきている。この動向を利用して、米国では「鑑定」に関連した斬新なビジネスがいくつか登場している。


この記事の核となる項目
●古本オンライン鑑定サービスの仕組み(海外事例)
 ・書籍オンライン鑑定
 ・オークション価格鑑定
 ・公式鑑定人サービス

●鑑定から生まれる中古品の販売チャンス
●個人間売買取引向けの査定サービスの仕組み(海外事例)


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JNEWS LETTER 2002.2.20
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