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クリック&モルタル型ショップで 商圏を拡大する生菓子業界
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『日本に行けば世界各国の食べ物が食べられる』と言われるほどに、日本人の“食”への関心の高さは世界の中でも群を抜いている。それが、産直品を中心としたグルメ食品関連のオンラインショップが、欧米と比較してもかなり充実していることの理由だろう。オンライン食品通販ビジネスは日本のお家芸であるといっても過言ではなさそうである。
日本では早い時期から小規模店舗が営むオンラインショップ、いわゆる「クリック&モルタル型」の食材販売スタイルが確立され、今ではそれらのノウハウが踏襲され、かなり充実したショップが増えている。この点で、大規模店舗中心による低価格攻勢に終始する米国の「Eコマース」ショップとは異なった展開となっている。とりわけ、産地直送ものや、オリジナル食品を扱ったユニーク店舗の充実ぶりはめざましい。
商品の配送を考えると、オンラインショップで扱う食料品はできるだけ日持ちのするものに限られてしまい商品アイテムが少なくなると思いがちだが、今ではクール宅配便や即日配達などの物流体制の向上により、生鮮食料品をオンラインショップの商材として扱うことにそれほど困難はなくなってきている。
“鮮度”という条件に縛られ、今までは商圏が限られていた商材をオンライン上で扱うことにより飛躍的に商圏を広げることは、「日本型クリック&モルタル」勝ちパターンなのかもしれない。既に、産直型の魚介類や牛肉などのオンライン販売は定着しているものの、他にもオンライン販売に適した有望食品は未開拓のまま数多く眠っている。今回は新しい視点として、ケーキを中心とした生菓子のオンライン販売戦略からヒントを探ってみたい。
●実店舗でのケーキ販売の実情と課題
・国内ケーキ製造販売業界の動向と消費傾向
・ケーキ製造販売業の特徴と問題点
●ケーキ・オンライン販売の先行事例
●食品販売サイトが成功するためのポイント
・商品力について
・新規購入リスクの軽減について
・固定客の確保と維持について
・口コミの上手な利用方法
●松坂肉販売サイトに学ぶ食品通販事業の押さえどころ
●横断型から縦断型ポータルへ〜製菓製パン業界向けB2Bサイト
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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2001年5月12日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
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